株式会社タグチ工業
2024年5月、幕張メッセで開催された「CSPI-EXPO※1」で、創業63年の歴史を誇る建機用アタッチメントメーカー、株式会社タグチ工業の展示ブースが来場者の目を引いていた。中央には、コマツのPC30E-6が据えられ、その周りにぐるりと同社製品が配置されている。ブースを取り巻く来場者の前で、オペレーターが建機に乗ったままアタッチメントを交換できる「ワンキャッチ」のデモが行われていた。今回、屋内展示にPC30E-6を導入した経緯とその狙い、今後の展望について、同社代表取締役会長、田口裕一氏に話を聞くことができた。
建設業界で若手人材を獲得していくには
ハリアー研究所では、求人票の見方や業界研究に関する授業、企業を招いた進路ガイダンスなど高校生向けのキャリア教育イベントを行っています。 少子化に伴い、求人市場の競争が激化している。長年にわたり高校生の就職支援を行ってきたハリアー研究所の新留英二氏によると、建設業界が国のインフラを支える重要な仕事であるというメッセージを継続的に発信することが、同業界における高卒人材の獲得には有効だという