「スマートコンストラクション」は、(公財)日本生産性本部 サービス産業生産性協議会が主催する革新的な優れたサービスを表彰する「第3回日本サービス大賞」において、内閣総理大臣賞を受賞しました。
日本サービス大賞とは、2015年3月に創設され、内閣総理大臣賞、地方創生大臣賞、総務大臣賞、厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、国土交通大臣賞、JETRO理事長賞、優秀賞、審査員特別賞があり、今回の第3回表彰では、全762件にのぼる応募の中から、最も優秀な賞である内閣総理大臣賞に選出されました。
特にご評価頂いたポイントは、以下の通りです。
表彰式では、菅総理大臣より表彰状が授与され、『小松製作所は、モノを売る製造業という枠を超えドローンの地形データや建機の稼働データなどを活用して建設工程全体の最適化を実現されました。
これはモノを売ることだけでなく全体としてサービスを売ることであり、日本の製造業が進むべき道を示すひとつのモデルだと思います。』と評価のお言葉を頂きました。
また、受賞後のスピーチでコマツ大橋会長は、『withコロナ時代でデジタルに前向きになった今こそ、お客様の現場に⽴ち、お客様の⽬線で、DX をさらに進化させ、アフターコロナ時代には、建設現場の課題も、社会の課題も、⾼度に解決され、競争⼒ある建設現場に変⾰を遂げる、「Society 5.0」実現のために、コマツはさらにスピードを上げて⾛り続けてまいります。』とお話されました。
スマートコンストラクションは今後も、
安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を、お客さまとともに目指していきます。
国土交通省は、社会の安定の維持の観点から、公共工事および河川・道路等の公物管理事業については、緊急事態宣言が発令された以降においても継続が必要な事業と位置づけ、建設現場における『3つの密』回避対策などの感染拡大防止の徹底と従事者の健康管理要請を発表しています。
「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場」を目指す、デジタルトランスフォーメーション・スマートコンストラクション(DX・スマートコンストラクション)では、現場デジタル化デバイスとソリューションアプリケーションにより、デジタルツインを創出し、遠隔管理が実現することで新型コロナウィルス感染拡大防止【3つの密】回避が実現します。
■DX・スマートコンストラクションが提供する『3つの密』回避対策
DX・スマートコンストラクションはリアルの現場とデジタルの現場を同期させ、デジタルツインで施工の最適化を行います。
【デジタルツイン】
リアルの現場とデジタルの現場をスマートコンストラクションソリューションで同期させてデジタルツインの世界を創出します。
【リアルの現場】
現実に建設機械や人が作業を行い、実際に地形が変化していく現場。
【デジタルの現場】
「SMARTCONSTRUCTION Dashboard」上で3次元で作られたデジタルの世界にある現場。過去・現在・未来の現場で振り返りや計算、未来に向けたシミュレーションができます。
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<関連リンク先>
国土交通省ホームページ:『新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の対象が全国に拡大されたことに伴う工事等の対応』
> https://www.mlit.go.jp/common/001342732.pdf
デジタルトランスフォーメーション・スマートコンストラクションのコンセプト映像
現場の進化を!あなたが世界を変えていくヒーローになろう!『BE A HERO』
> スマートコンストラクション動画館はこちら
2020年4月より、建設生産プロセスにおけるデジタルトランスフォーメンションを加速させる、 新たな4つの現場デジタル化デバイス(現場IoTデバイス)と8つのソリューションアプリケーションを順次導入開始します。
2015年よりスタートしたスマートコンストラクションでは、建設生産プロセスの部分毎の「縦のデジタル化」を実現してきましたが、新IoTデバイスと新アプリケーションの導入により、 施工の全プロセスをデジタルで繋ぐ「横のデジタル化」を実現することで、実際の現場とデジタルの現場(デジタルツイン)を同期させながら施工を最適化していくことを可能とし、 工事全体の安全性、生産性、環境適応性を飛躍的に高めることが可能となり、建設生産プロセスのデジタルトランスフォーメション(DX)が実現することになります。
建設生産プロセスのデジタルトランスフォーメーションにより「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場」の実現を目指します。
2020年4月から始まる、大きく進化した、「デジタルトランスフォーメーション・スマートコンストラクション」、そのコンセプト映像を動画館に追加いたしました。
現場の進化を!あなたが世界を変えていくヒーローになろう!『BE A HERO』
ぜひ、デジタルトランスフォーメーション・スマートコンストラクションのコンセプト映像をご覧ください。
> スマートコンストラクション動画館はこちら
福岡県嘉麻市の『コマツIoTセンタ 北九州』を、3月31日をもちまして、熊本県菊池郡の「コマツIoTセンタ 九州」と統合いたします。
「コマツIoTセンタ 九州」では、引き続き、スマートコンストラクションのセミナーや研修、ICT建機による迫力あるデモンストレーションが観覧でき、「i-Construction」に対応しているスマートコンストラクションの始まりから終わりまでを体感できます。
ぜひ、スマートコンストラクションセミナーへの参加をお待ちしております。
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国土交通省の新技術情報提供システムNETIS(New Technology Information System)に 『Everyday Drone』と『Tracking Management System』が登録されましたので、お知らせします。
■新技術名称:エブリデイドローン
■NETIS登録:KT-190099-A
『Everyday Drone』は、現場全体を把握するのが困難な広い現場でも、ドローンを飛ばすことでその場ですぐに確認できます。自動で離着陸でき、事前準備のGCP(標定点)が不要です。さらに点群データから高速で不要物除去処理を行うことができるので、日々変化する現場を常に管理することが可能です。
■新技術名称:TRACKING MANAGEMENT SYSTEM
■NETIS登録:KT-190101-A
『Tracking Management System』は、ダンプや建機、作業員の位置情報を一元的に「見える化」します。接近通知やアラート機能で効率的で安全な運行を支援します。また、トラックスケール・ペイロードメータと連動し、取得した土量の情報及びトレーサビリティの情報で、土の搬出・搬入管理ができます。