原因
● 工事実施に当たって、法令に規定されている措置の実施について、不十分であった。
● 作業手順書はあったが、近隣状況等を考慮したものでなく、その指導も不十分であった。
● 補強措置等がなされないまま作業が進んだ結果、ブロック塀が倒壊した。
● 隣地側既存ブロック塀際の掘削に当たり、特に問題なく掘削できると思い込んだが、実際には危険な状態であり、倒壊した。
● 被災者は、万一既存ブロック塀が倒れた場合、巻き込まれる位置で作業をしていた。
● 万一倒壊する危険性を考えた作業ピッチの事前検討が不十分であった。