新潟県 (株)水倉組 様

土木部課長 鈴木一成さん
浚渫工事において、5年ほど前からＩＣＴ施工を取り入れてきました。
安全面や、人手不足の解消に効果を発揮した経験があったので、当該現場でも導入を決めました。
以前は、海上での施工の目印となるブイを船に乗り人手をかけ設置を行っていました。そのブイが、夜間の漁船の操業時、船のスクリューが引っかかってしまう危険もありました。
そして施工後の測量においても、潮位から目視で確認を行っていたので、人手がかかり、正確な情報を得ることができない等、様々な問題がありました。

土木部課長 鈴木一成さん
この現場ではPC300iで施工を行いました。施工の目印となるブイを設置する手間も無く、簡単に施工することができたので、工期を30日で予定していましたが、大幅に短縮することができ16日で完了することができました。
施工実績も、海底部は目視で確認することができませんが、 Smart Construction Dashboardで日々正確に確認することができました。
施工前の準備から、施工中、施工後の測量まで人員も削減でき、工期も短縮することができました。以前のＩＣＴ施工より精度も向上し、 Smart Construction Dashboardでは断面をきれいに見ることができその進歩に驚きました。