■■ 現場詳細 ■■宮崎県都城市
都城志布志道路の盛土、改築工事
【施工数量】土量:掘削8,200m3 盛土4,900m3
【ソリューション】 Smart Construction Dashboard/Smart Construction 3D Machine Guidance/転圧管理システム
【稼働建機】 PC200マシンガイダンス装着機/D37PXi
(掲載月:2026年10月)
Smart Construction Dashboardで実現する効率的な施工
■■導入経緯■■
旭建設(株) 監理技術者 黒木裕介さん
今回の工事は、地域高規格道路の整備事業の一環として実施するもので、約1km区間にわたる切土・盛土工事です。ランプ部を含むことから地形や構造が非常に複雑な現場となっています。
さらに、開通日があらかじめ定められていることに加え、舗装工事や法面工、ガードレール工など複数の隣接工事と工程を調整しながら施工を進める必要があるため、工程管理の難易度が高い現場でした。
そのため、パソコン上で施工進捗管理ができるSmart Construction Dashboardを活用して、協力会社とも工程情報を共有しながら施工を進めたいと考えました。
また、当社では新技術を積極的に導入し、ICT施工についても測量業務を自社で完結できる内製化体制を整えています。しかし、今回の工事では工期厳守と効率的な施工が強く求められることから、より確実な施工管理の実現に重点を置いた取り組みとしました。
そこで、以前にスマートコンストラクション®を導入した際、トラブル発生時においても担当営業による迅速な支援を受けることができ、施工を確実にバックアップしてもらえる安心感があったことから、今回もスマートコンストラクション®の導入を決定しました。
丁張りレス・進捗管理で約4割の省人化実現!
■■導入効果■■
旭建設(株) 監理技術者 黒木裕介さん
当社の現場事務所では、モニターにSmart Construction Dashboardを常時表示し、毎朝の打合せで全体工程を確認した上で、施工者へ具体的な指示を出していました。
従来は現地確認や図面、日報などをもとに工程を管理していましたが、 Smart Construction Dashboardの導入により、施工履歴の点群データと3次元設計データを比較し、施工済み範囲や残りの作業を視覚的に把握できるようになりました。これにより、翌日の施工範囲や作業の優先順位を具体的に判断でき、工程調整の迅速化につながりました。また、本社とも同じ情報を共有でき、打合せも円滑になりました。
現場では最大40~50人のシビルワーカーが施工に従事する日もありましたが、ICT建機の活用により丁張り設置や測量作業を削減するとともに、 Smart Construction Dashboardによる進捗確認や施工管理の効率化を図りました。その結果、従来施工と比較して管理・測量業務を中心に約4割の省人化を実現しました。広い工区を部分ごとに完成・引渡しする現場でも、少人数の管理体制で円滑に施工を進めることができました。
今回は若手技術者3名が中心となって施工管理を行いました。特にSmart Construction Dashboardの施工進捗の色分け表示や3次元データによる施工範囲の確認機能が役立ち、経験の浅い技術者でも現場全体の状況を把握しやすくなったことで、熟練者に頼らない施工管理につながりました。