はっとりひろきのスケッチブック

人と人とのご縁で始まった 「現場」を巡る旅のはじまり

コマツテクノセンタ(静岡県伊東市)

WA900 ホイールローダー

大規模な鉱山や砕石現場で使用される超大型ホイールローダーです。
70~150tクラスのダンプトラックへの積み込み作業に最適化されており、強靭なバケットで岩石や土砂の掘削・運搬に威力を発揮

HD785 リジット式 ダンプトラック

最大積載量約90~100tクラスの非常に大型の車両であり、「鉱山」「採石場」「大規模土木工事現場」など、過酷かつ大容量の運搬が必要とされる現場で活躍
 はじめまして。絵本作家であり、整備士でもある、はっとりひろきです。
 私は長く建機や車両の整備に携わりながら、機械や乗り物のある現場の魅力を、絵を通して伝える活動を続けてきました。
 今回、伊豆・修善寺図書館の坪内逸夫館長のお招きで、原画展とワークショップを開催する機会をいただきました。子どもたちと一緒に、手を動かしながらはたらく機械の話をす る。そんなにぎやかで楽しい時間が流れていきました。
 実は坪内館長の高校時代の同級生が、コマツの関連会社にお勤めとのこと。そのご縁もあり、近くにある伊東市のコマツテクノセンタを訪ねることになりました。
 私はコマツに20年弱在籍していたこともあり、センタの皆さんとも自然と会話が弾み、懐かしい話に花が咲きました。整然と並ぶ建設機械を前にすると、整備士として働いてい た頃の記憶がふっとよみがえります。
 そのとき「春にはちびっこ見学会もありますよ」と聞き、ぜひその様子を見てみたいと思い、あらためて訪れることにしました。目を輝かせながら建設機械を見つめる子どもたちの姿は、私にとってもどこか新鮮で、そして少し懐かしい光景でした。
 これからこの連載では、コマツの施設や現場、そしてかつての仲間やお客さまのもとを訪ねながら、現場の魅力をスケッチとともにお届けしていきたいと思います。人と人とのご縁から始まったこの旅が、どんな現場へと続いていくのか。私自身も楽しみにしています。

はっとりひろき(絵本作家):整備士としてキャリアをスタートさせ、コマツリフト(現コマツカスタマーサポート)に約20年勤務。現在は絵本創作活動を中心に、地元の輸送企業で整備士としても働いている。
ワークショップを通じて、子どもたちの笑顔に触れる最高のひととき
機械質量が約120tの大型油圧ショベルPC1250のバケットに立つ子どもたち。鉱山や大規模土木で活躍する機械のスケールを、体ごと感じるひととき
電動で静かに動く小型ミニショベルPC01Eを、スタッフに支えられながら操作する。その一瞬を、傍らで見つめる保護者が静かに写真に残していた