実際に働いている外国人労働者の 働きぶりはどうですか?
個人差はありますが、総じて真面目に働く方が多いのが特徴です。特定技能の取得のために多くのハードルを乗り越えて日本に来ていますし、技能実習生も「働かなければ食べられない」という覚悟を持っています。そうした背景があるから、しっかり働いてくれるのだと思います。
そして、宗教や文化の違いが業務に支障をきたすことは、ほとんどありません。例えば、インドネシアの方は建設業に2万5,000人も来ていて、その多くはイスラム教徒ですが、礼拝に関するトラブルは一件も聞いたことがありません。それは、本人たちでうまく時間や場所を調整していると聞きます。食事も同様で、かつてはハラル対応に不安の声もありましたが、今では個々人で対応されています。すでに外国人労働者のコミュニティで情報交換がなされていたりするので、受け入れる側としてもあまり心配しなくて大丈夫です。