ドローンやレーザースキャナーを使えない現場でも、現場の3D化を「早く」「安く」「簡単に」実現する「Smart Construction Quick3D」。使い方はLidar機能が搭載されたiPhoneやiPadなどで現場を撮影し、GNSSレシーバやトータルステーションで座標を計測、点群データを生成するというもの。
この性能を最大限活かすために、Smart Constructionには、圧倒的なコストパフォーマンスを実現したSmart Construction Roverや、現在利用している油圧ショベルに後付け可能なSmart Construction Retrofit、また、遠隔地でも全現場関係者と現場のリアルタイムな情報を共有できるSmart Construction Dashboardなど、小規模土工の現場を下支えするラインナップを充実させた。
会期中は、この技術の開発担当である株式会社EARTHBRAIN DXセンターの川副和人氏が、小規模土工の現場を模した展示においてSmart Construction Quick3Dでの作業をデモンストレーションした。
軽量なSmart Constrcution Roverは持ち運びも軽々。速やかに点群化される様子は、リアルな現場での活躍に期待が高まる。
既存のGNSS測量機と同等の性能を圧倒的なコストパフォーマンスで提供。
令和4年3月に発表された地上写真測量を用いた出来形管理要領に対応したアプリ。標定点を用いることで精度±50mm以内(※)の点群を作成。小規模土工現場では、本アプリを利用することで1点の加点対象に。
※使用条件によっては精度±50mmを保証できない場合がございます。
現場を3Dでくまなく「見える化」するDXアプリケーション。すべての現場関係者とリアルタイムで情報共有。
● 進捗状況を地形上で確認
現場の計測データを集約、最新の実績状況をデジタルの地形上に表示。刃先情報とも連携し、土量や進捗率などをリアルタイムに把握
● 関係者への注釈機能
デジタルの地形上に任意の点や線を描いたり、注意書きのコメントが付与可能で、関係者への的確な指示に寄与
● 多彩な計測機能
デジタルの地形上に任意にマーキングし、さまざまな項目をアプリ上で計測。施工方針の判断(土量、切取土量、面積、距離)をサポート
※iPad、iPhoneはApple Inc.の登録商標です。 ※iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。