会計情報の活用で会社を強くする「管理会計」

【セミナでのお客様からのご質問】

私は中小企業の経営者です。
先日、中小企業大学校にて「会計情報活用」の研修を受講しました。その際、従来の「財務会計」ではなく「管理会計」の会計情報を活用すべきであるとのお話がありました。
書店でよく「管理会計」の書籍を目にしますが、この「管理会計」とはいったいどのようなものなのでしょうか?

【城所講師からの回答】

従来の「財務会計」は今現在お客様の経理が行っている会計です。
その目的は、会社の株主総会や金融機関、税務署に提出するために作成されるものです。よく会社の経理が「これは経費で落とせません。」などと言っているのは、この「財務会計」で一定のルールがあるからです。 それに対して「管理会計」は、経営者の会社経営が正しく判断されるための会計です。これは、経営者の経営判断に役立つことを念頭に置いたものです。

「管理会計」における主な事項は次のようなものです。

  1. 翌月までに「月次決算」を完了させ、経営者に提出する。
  2. 毎月の月次決算において、企業体質(自己資本比率30%以上が目安)、支払い能力(流動比率150%以上が目安)をチェックする。
  3. 3カ月先の資金予定と資金繰り実績をチェックする。
  4. 会社の業績予定を、各事業部ごと(建設業の場合は工事ごと)に比較分析を行う。
【城所先生のコメント】
管理会計や会計情報活用講座の研修は、中小大学校にて定期的に開催しております。
また個別の資料であれば、お近くのコマツの担当者までお尋ねください。