小規模事業者が活用できる「小規模企業共済制度」

【セミナでのお客様からのご質問】

私は中小企業の経営者です。
最近知人から、私や私の身内の会社役員も加入できる退職金制度があると聞きました。税金面でもかなり節税になるとのことですが、どのような制度なのでしょうか?

【城所講師からの回答】

「小規模企業共済制度」のことですね。
これは国の機関である独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営するもので、小規模企業の経営者や役員、個人事業主などのための積み立てによる退職金制度です。

■特徴

  1. 廃業や退職後の生活資金などをあらかじめ準備しておく共済制度です。
  2. 建設・製造・運輸・サービス業(宿泊業・娯楽業に限る)等は常時使用する従業員の数が20名以下の会社であれば、会社役員でも加入できます。

 

■メリット

  1. 掛金は全額が「小規模企業共済等掛金控除」として課税対象所得から控除ができます。
  2. 共済金の受取りは一括の場合は「退職所得扱い」、分割の場合は「公的年金等の雑所得扱い」で処理できます。
【最後に一言】
掛金月額は、1,000円から7万円までの範囲内(500円単位)で自由に選択できます。
筆者も月額7万円掛けて、確定申告時には84万円の小規模企業共済等掛金控除を所得から控除しております。
活用を検討する際は、顧問税理士にご相談ください。