狭所解体現場で威力を発揮。「PC30MR-5 導入」

有限会社山下解体興業様

後方超小旋回型ミニショベル PC30MR-5

山下解体興業は埼玉県熊谷市を中心に、主に関東圏の木造、鉄骨・RC（鉄筋コンクリート）等の解体工事を行っている。住まいのリフォームや建て替えの際、古い住宅を取り壊すために必要となる解体工事は、新しい生活づくりへの第一歩と位置付けている。

　解体作業にあたり、家屋などの構造物の規模や建築年数・工期・近隣環境などさまざまな条件に合わせ、安全で適切な解体工法を選択している。解体物に合わせられるように、3ｔ〜12tクラスのさまざまなコマツの建機を保有しているが、この度、後方超小旋回型ミニショベルPC30MR-5を新たに導入した。

「（コマツの建機は）乗りやすいです。」と長年コマツの建機を使用している山下解体興業。PC30MR-5について、「平屋の建物の解体にはこのクラスが使いやすいですね。狭い現場でも小回りが効いていろいろ動きやすいですし、振動も少ないです。」と語る山下専務。また、今回導入したPC30MR-5は旋回フォークとプロポーショナルスイッチを付けている。最初は不安もあったそうだが実際に現場で作業したところ、指でアタッチメントの開閉を操作できるプロポーショナルスイッチは、従来のペダル方式での操作に比べて使いやすいうえに、単純作業が多い時には足が疲れなくて良いと高評価。

今後の展望を考えた建設機械への要望

解体事業を続けていくうえで特に大切にしていることは、解体現場の地域住民とのコミュニケーションだという。その甲斐あって地域住民との良好な関係のもと作業を行っている。今後の展望は「マルチに解体できるよう、大型物件も多く手掛けていきたい。」と語る。「現在は比較的小規模な建物に合わせた建機を取り揃えているが、今後は大型建設物の解体に適した大型の建機を増やしていきたいと思っています。また、解体現場の地域環境を配慮して騒音を抑えられるような建機も今後導入したいです。」と抱負を語った。