「施工現場のICT化で、特に効果を実感しているのが、丁張り作業の省力化ですね。従来の法面施工は、板と杭を使い、法面の勾配を示した丁張をいくつも斜面に設置し、それを基準に作業を進めるのですが、カーブしている法面の丁張は、施工精度を確保するため、直線部に比べより狭い間隔で設置するため、作業に大変手間がかかっていました。しかも丁張り通りに施工が出来ているか、重機のオペレータは度々運転席から降りて、目視で確認するということを繰り返さなければなりませんでした。
今ではICT建機の導入で、運転席の3次元パネルの表示を見ることで施工の状況が把握できるようになり、丁張りのために、測量班が杭や板を抱え、法面を上り下りすることもなくなりました」。
玉石重機 株式会社
<事業内容>
■道路工事 ■敷地造成工事 ■ダム建設工事
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