福島県 (有)カワダイ建設 様

#964 丁張りを気にせず楽々施工、人手と時間にゆとりが生まれる!

■■ 現場詳細 ■■福島県いわき市
水害による被害を未然に防ぐため、堆積土砂を撤去する工事
【施工数量】範囲:400m  土量:掘削10,000m³
【ソリューション】Smart Construction Dashboard/Smart Construction Quick3D/viDoc RTK rover
【稼働建機】D61i
(掲載月:2024年8月)

限られた人員に対応したい!ICTブルドーザー

■■導入経緯■■

(有)カワダイ建設 専務取締役 大和田直希 さん
当社ではICT施工に取り組むのは今回の現場で3度目です。
この現場は、2019年に発生した台風19号の災害時で堆積した土砂の撤去開削工事を行いました。今回はその工事の2期目です。
当時の整地作業には従来のブルドーザーを使用しましたが、難しいブレード操作に手直しが多く大変でしたので、2期目の本工事では、ICTブルドーザーを導入して施工したいと以前より考えていました。
また、慢性的な人員不足で現場に配置できるオペレーターも限られていましたので、レバー操作のみでブレードが自動制御され、簡単に運転できるICTブルドーザーはとても魅力的で使わない手はないと導入を決断しました。

Smart Construction Quick3Dで手軽に土量計測

■■導入効果■■

(有)カワダイ建設 専務取締役 大和田直希 さん
従来のブルドーザーでの施工は、トンボ丁張りを設置する必要があり、オペレーターは、周りの作業員にも注意をし、トンボ丁張りをたおすと再設置を待つようになります。
今回のICTブルドーザーでは、トンボ丁張りの設置が必要なく、周りに作業員も配置しませんでしたので、前後の走行だけの操作に集中することができ、安全性も作業効率も上がりました。
神経を使ったブレード操作がないため、オペレータの精神的な疲労も見られずとても良かったと思います。
今回併せてSmart Construction Quick3Dを活用し、搬出のために集積した土砂の計測を試してみました。土量を知ることで、次の日のダンプの台数を決めるのに役立つと思いました。
これからも新しい技術を積極的に活用したいと考えています。

(有)カワダイ建設 様

2003年創業
これからも新しい技術を積極的に取入れ地域貢献していきます。
  • 専務取締役 大和田直希 さん


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