福島県 渡富建設(株) 様

#959 河道掘削は雪との闘い!降雪前にICT建機で施工を終わらせる!

■■ 現場詳細 ■■福島県郡山市湖南町
河川の堆積土砂を掘削し搬出する工事
【施工数量】延長:430m/260m 土量:3,047m³/2,870m³
【ソリューション】Smart Construction Dashboard
【稼働建機】PC200i
(掲載月:2024年7月)

ICT活用で省力化に期待

■■導入経緯■■

渡富建設(株) 係長 古川清純さん
当社は、河道掘削現場を毎年1・2件施工しておりますが、今年は同時期に2つの現場を施工することになりました。
降雪前に、限られた人数で2現場の施工を進めなければならず、1現場の工数をできる限り減らす必要がありました。
ICT施工によって、1人当たりの生産性を向上させ、丁張り設置などを作業の削減に期待をして今回の導入を検討しました。
また、県内でもICT活用工事が増えていることなど、世の中の流れもあり、2現場ともICT活用工事での施工を決めました。
初めてのICT活用工事、かつ2現場の同時管理など、不安な部分ばかりでしたが、ICT建機だけでなく、ICT活用工事に係る協議や提出物などのサポートもしてくれるとのことでしたので、それらも導入の決め手となりました。

複数現場を現場に行かずに管理!

■■導入効果■■

渡富建設(株) 係長 古川清純さん
湖南町は降雪量が多く、河川の掘削と土砂運搬の期間を雪が積もる前にをなるべく早く終わらせたいと考えておりました。
自然相手ですので、心配はありましたが2現場とも年内の降雪前に施工を終えることができ期待以上の結果に驚きました。また、丁張りを現場に設置せず、目印がない状態での施工でしたが、ICT建機の精度も良く、初めて乗るオペレーターもすぐに慣れて施工することができました。Smart Construction Dashboardでの現場の管理は、パソコン上で進捗や仕上がりを確認することができるのに驚きました。
2つの現場の距離は遠くはありませんでしたが、移動時間を削減でき時間にゆとりができました。40年以上、様々な現場を担当してきましたが、今後は現場でのICT活用が当たり前になっていくことを実感しました。今後がますます楽しみです。

渡富建設(株)様

私たち、渡富建設株式会社は郡山市湖南町で創業してから86年になります。
86年の間、湖南町を中心に建設会社として様々なものをつくり続けてきました。
山を切り開き新しい道をつくり、施設の新築、増築、改築工事、河川の治水の工事も施工しました。
町をつくることは、その町に住む人の快適な生活をつくることでもあると考えます。
安心できる町づくりのために私たちはこれからも町と安心をつくり続けます。
  • 係長  古川清純 さん


お問い合わせはこちら
ICT建機単体の導入から、現場の課題抽出、全工程における導入・施工サポートまで、お客さまの現場の課題と要望に合わせて自由にご利用を開始していただけます。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ

WEBセミナー開催中

建設現場における感染拡大防止対策、『3つの密』回避対策へ向けての、ウェビナーを開催いたします。

IoTセンターで最新技術を体験

「スマートコンストラクション®」をより深く理解していただくための様々な体験をご用意しています。

動画館

スマートコンストラクション®のPR動画を配信中。