福島県 美里建設工業(株) 様

美里建設工業(株) 常務取締役 高橋信幸さん
今回の現場は、河川の堆積土砂を撤去するという河道掘削の工事でした。冬季期間の工事なので、通常であれば積雪で施工箇所が見えにくいなどの条件が想定されました。
ＩＣＴ建機を導入することで丁張りが不要、河川に入る回数も減らすことができるなど、メリットがあると考え、検討していたところ、担当営業や同業社からスマートコンストラクション®の話しを聞く機会がありました。当社としても以前からスマートコンストラクション®に関心がありましたし、時代の流れに沿って、ＩＣＴ施工の経験を積んでいきたいと考えていましたので導入を決めました。

美里建設工業(株) 工事部 黒石歩喜さん
スマートコンストラクション®を導入したことで、予定していた工期を短縮して現場を終えることができました。
この現場は水中を掘削するので直接施工箇所を見ることができず、従来の施工方法だと堆積している場所に丁張りを設置するなど、安全面でも課題がありました。また、高さ確認のため手元作業員も必要だったので、建機と人の接触というリスクもありました。
しかしＩＣＴ建機を使用したことで、丁張り設置と手元作業員が不要となり、その問題も解消することができました。
熟練オペレーターも周囲を気にすることなく安全に作業を進められ、施工状況もキャビン内のモニター画面で確認ができたことで、身体への負担も軽減されたようです。
今回初めての導入で不安もありましたが、現場担当者の現場管理の削減、稼働日数の短縮をすることができ、生産性の向上を実感することができました。