新潟県 上村建設工業(株) 様

#951 転圧管理システムで過転圧も締固め回数不足も心配ご無用!

■■ 現場詳細 ■■新潟県中魚沼郡津南町
信濃川緊急治水対策プロジェクト 築堤盛土
【施工数量】延長距離:1009.5m ブロック張工範囲:232m² 土量:盛土工14,500m³
【ソリューション】レーザースキャナー測量/Smart Construction Dashboard/転圧管理システム
【稼働建機】D37PXi/PC200i
(掲載月:2024年6月)

測量から検査まで一括依頼できる!

■■導入経緯■■

上村建設工業(株) 土木係長 藤木徹さん
この現場は、令和元年東日本台風(台風第19号)による豪雨水害を受け、信濃川の既設堤防の嵩上げを行い、洪水被害から守るための工事となります。今回の現場は、施工延長が長く、丁張り設置作業に、転圧作業という同じような作業が繰り返し続くので、安全管理、特にヒューマンエラーの防止に努めながら進めていこうと思っていました。弊社では2021年よりコマツのスマートコンストラクション®を導入しており、ICT建機を導入することで生産性向上の他に安全面でもメリットがあると知っていました。また、スマートコンストラクション®では測量から検査までをすべて依頼できるので、今回も迷わず導入することにしました。

転圧回数が一目でわかって便利

■■導入効果■■

上村建設工業(株) 土木係長 藤木徹さん
施工延長距離が長かったので、特に懸念していた丁張り作業がICT建機を導入することで不要となり、丁張りにかかる工数と体力の不安がなくなりました。また、丁張り作業時の転落の心配がなくなり、安全面でも不安が解消されました。
この現場は盛土量も多いので、過転圧や締固め回数の不足が気がかりでしたが、転圧管理システムで転圧回数が色分け表示になるので、目で見て確認することができました。
当初はICT建機に戸惑っていたオペレーターも、3年乗った今では、丁張りや手元作業員を見ながら操作するより、モニターを見て状況を確認したほうが断然楽だし安全だと言います。
ここ数年でICT活用工事の現場が増えていると感じています。今後も経験を生かして積極的に取り入れていこうと思います。

上村建設工業(株) 様

昭和5年の創業、昭和25年の設立以来、地域の発展に伴い多くの工事を担当させていただきながら成長してまいりました。当社は「顧客満足、社会満足」を第1に掲げ、高い技術力と豊かな経験を活かし社会に貢献することを使命とし、今後も変化の激しい社会に必要とされる新たな社会資本の充実に向けて価値ある企業として豊かな社会の実現に貢献することを目標に邁進、努力を続けていきたいと考えています。
https://kami-ken.co.jp
  • 土木係長 藤木徹 さん


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