■■ 現場詳細 ■■ 宮城県角田市
阿武隈川の水害を軽減させる治水対策の河道掘削工事
【施工範囲】全長 300m 【施工土量】切土 76,000m³
【ソリューション】Smart Construction Dashboard/Smart Construction Fleet/ペイロードメーター
【稼働建機】PC200i/PC200レトロフィット装着機
(掲載月:2023年4月)
新たなソリューションに期待
■■導入経緯■■
千田建設(株) 課長 山口雅博さん
当社は2015年から河川工事や道路工事の多くの現場でスマートコンストラクションを活用しています。ICT建機による安全でスマートな施工はもちろんのこと、建機の施工履歴データを用いた管理によって、出来形測量にかかる莫大な経費や工数が不要になるといったメリットを十分に理解し役立てています。
今回の現場は施工土量が多かったため、バケットですくった土量を計測し、積載管理ができるペイロードメーターと、ダンプの運行管理ができるSmart Construction Fleetを導入することに決めました。ICT施工の精度や効率性に満足していますが、新たに導入したソリューションにより、管理面においてどのような改善がみられるか楽しみでした。
効率の良い作業計画が実現
■■導入効果■■
千田建設(株) 課長 山口雅博さん
PC200iのメリットの中でも、今回は「誰でも簡単に」施工できるところに大きな効果を感じました。
この現場では初めてICT建機に乗るオペレーターに施工を担当してもらいました。初めてでも施工の生産性が下がることはなく、モニターの操作も簡単だったため、現場はオペレーターにお任せしていました。施工の状況は、Smart Construction Dashboardで、現場に直接行かなくともパソコンから確認することができて非常に楽でした。
また、今回導入したSmart Construction Fleetのアプリも、ダンプごとの積込み結果をダウンロードできたり、ダンプがどこを走行しているかリアルタイムに確認できるため、今までより効率の良い作業計画を立てることができました。