沖縄県 共和産業(株) 様

#764 宮古島でのICT施工普及へ向けて!床掘掘削にレトロフィット機を活用

■■ 現場詳細 ■■沖縄県宮古島市
農業用水路・支線水路の床掘掘削後、管を敷設する工事 【水路延長】407.73m 【施工数量】床掘掘削 2,611m³
【ソリューション】Smart Construction Retrofit/ペイロードメーター
【稼働建機】PC128USレトロフィット装着機
(掲載月:2023年2月)

将来を見据えてICT建機初導入!

■■導入経緯■■

共和産業(株) 現場代理人 洌鎌拓也さん
当社のICT施工の経験は今回で2回目でした。初回はICT建機を使用せず、ドローン測量などから得られるデータを利用し、面管理のみを実施しましたが、ICT建機にも興味を持っていて、今後益々増えていくICT施工を見据え、チャレンジしたいという思いがありました。
今回の現場は情報化施工の受注者希望型工事ということもあり、ICT建機の導入を検討していて、また、油圧ショベルでの積込作業時の過積載防止管理も同時に行いたいと考えていました。
そんな中で、コマツの担当営業より、マシンガイダンス機能を有していて、さらにバケットですくったおおよその土量を確認できるペイロードメーターも兼ね備えたICT建機があるという話を聞き、今回の現場に適合すると思い、PC128USレトロフィット装着機の導入を決めました。

過積載防止対策もレトロフィット機で!

■■導入効果■■

共和産業(株) 監理技術者 赤崎幸太郎さん
従来の床掘仕上げ作業時には、手元作業員をつけて作業をしますが、今回は、オペレーターがICT建機のタブレット画面に表示されている3次元設計データの床掘断面を見ながら、仕上がり面までの高さを確認して作業できたため、手元作業員の削減ができました。また、管理者が現場から離れている時でもオペレーターの手を止めずに施工することができ、施工スピードが上がりました。
従来の過積載防止対策では、ダンプトラックの荷台に目安となる印をつけ、積込作業時にはオペレーターが目視で確認しながら管理していました。しかし、今回はペイロードメータ―を活用することで、積込時にバケットですくったおおよその土量を数字で確認できるため、管理がしやすく、過積載防止に役立ちました。
今回初めてICT建機を導入し、管理者として手元につかなくて良いところもメリットの1つだと感じました。これからも積極的にスマートコンストラクションを活用していきたいです。

共和産業(株) 様

我社は、『地域と共に和を以て』という企業理念のもと安全で快適な生活環境の整備を通じて社会の持続的発展に貢献できる企業であることを大きな目標として掲げていきたいと考えています。
次世代に受け継がれていく、より豊かな未来の創造を、目指して取り組んでまいります。
  • 監理技術者 赤崎幸太郎 さん

  • 現場代理人 洌鎌拓也 さん


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