岐阜県 (株)山本工務店 様

#727 新技術を積極採用 自社レトロフィットとドローンで効率を図る

■■現場詳細 ■■公共総合流域防災事業(国補正分)(翌債)工事_岐礼地内
堆積した土砂を撤去し川の増水を防ぐ
【施工範囲】240m【施工土量】掘削 5,770m³
【ソリューション】Smart Construction Drone/Smart Construction Edge/Smart Construction Retrofit
【稼働建機】PC138US(自社 レトロフィット機)/PC200(レンタル レトロフィット機)

(掲載月:2022年8月)

進捗管理用のドローンで現場の見える化に期待!

■■導入経緯■■

()山本工務店

代表取締役 山本幸浩さん

今回受注をした現場は河道掘削でありi-Construction現場に適していると思いレトロフィットキット機を活用したスマートコンストラクション施工にチャレンジをしました。自社のレトロフィット機を使用し3次元設計データを活用することにより、丁張りの省略や面管理になることで都度管理による手間の省略が可能なことが魅力でした。また、Smart Construction Droneで日々の進捗を確認できることにも興味があり、新しい技術を取り入れたいと思い導入を決めました。

レトロフィット機2台で施工 ドローンで施工進捗を確認

■■導入効果■■

()山本工務店

代表取締役 山本幸浩さん

当初は自社で保有するレトロフィット機と、積込み用の通常機を使用し施工を進める予定でしたが、通常機をペイロードメーター付きのレトロフィット機に変更したことで現場図面を互いに共有でき、よりスムーズに施工を進めることができました。従来であればオペレーターと手元作業員がペアになり、高さの確認をしながら施工を進めていきますが、3次元設計データの活用により、建機の周囲には人がいなくてもよくなり、確認のために建機を昇降する手間も省略され安全性にも寄与しています。また、今回は仮設堤防の設置が必要でした。施工範囲外の場所ですが、仮設のCADデータを表示させたことで目安位置を確認して設置作業を進めることができました。そして、Smart Construction Droneは悪天候を除き、ほぼ毎日フライトをして日々の土量を確認しています。今日どれほどの土量を出すことができたのか、残りの土量を搬出するためにあと何日要するのかなど、毎日の計画に役立てています。オペレーターへも同様の情報を共有し施工進捗を相談できることは、優位性が高いと感じます。


(株)山本工務店 様

昭和35年 創業 岐阜県 揖斐郡揖斐川町 に所在

長年の経験・技術力・信頼をもとに住みよい豊かな郷土づくりに貢献し、建設業の枠を越えた建設サービス業を目指します。

  • 代表取締役 山本幸浩 さん


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