大分県 (株)川原建設 様

#697 ICT活用工事が導く!多様性が輝く未来の現場へ

大分県大分市
大野川大津留地区堤防補強その1工事
元々土の堤防であった箇所をコンクリートの堤防に作り替える工事
【施工範囲】 6,000m²
【施工土量】 掘削 3,184m³/法面整形 3,990m²
【ソリューション】 ペイロードメータ/Smart Construction Fleet /Smart Construction Retrofit
【稼働建機】 PC200i/PC200

(掲載月2022年5月)

ICT建機がスタンダード! 新たな土工基準への挑戦!

■■導入経緯■■

()川原建設

現場代理人 長友悠さん

当社ではICT活用工事をどんどんやりましょう!という取り組みを行っているため、担当する現場では基本的にICT建機を導入する流れになっています。今回の現場では、土工の施工履歴データを用いた出来形管理を取り入れてみたいという思いがあり、担当営業からの説明を受けスマートコンストラクションの導入を決めました。また、以前使用したペイロードメータも過積載防止の管理を行うのにとても有効だったため、今回も取り入れることにしました。

難しい施工条件も柔軟な取り組みで解決!

■■導入効果■■

()川原建設

現場代理人 長友悠さん

ICT建機に3次元設計データを転送するとオペレータ1人で施工を進めることができ、施工に必要な丁張りを掛ける必要がないため、その時間を構造物などの管理に回すことができました。また、ペイロードメータとSmart Construction Fleetは、ダンプ1台毎の積載量、運行状況なども出力できるため、過積載防止に向けた取り組みやダンプ運転手の安全意識向上に繋がり、大きな効果を発揮しました。今回の現場は施工の関係で基準点を離れた場所にしか設置できなかったため、当社が通常行っているTLS測量では基準点を作り直す作業が必要でした。しかし、今回は施工履歴データを用いた出来形管理を取り入れたことで大幅に工数を削減できて良かったです。私はもの作りに興味があってこの業界に入りました。従来施工では男性との体力的な差を感じることがありますが、ICT活用工事では現場作業以外の役割も増え、女性も活躍できる場所になっています。興味はあるけどちょっと怖いな・・・と思っている方もイメージが変わると思いますので、建設業に是非チャレンジしてみてください!


(株)川原建設 様

経営理念

「お客様にとって必要な存在になる」

私達は、明るく住みやすい社会をつくるため、

私達しか持たない技術を活かし、より質の高い生活環境を創造していきます。私達は、お客様が何を求めているかを探り、

解決方法を提案し、お客様が満足する商品を提供するため、常に進化し続けます。

  • 監理技術者 自見大佑 さん

  • 現場代理人 長友悠 さん

  • 担当技術者 富高奈南 さん


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