オペレータ 早坂忠信 さん
創業 1973年 安全・迅速・正確を理念に、主に山形県、宮城県で土木工事を請負う。
■■現場詳細■■ 宮城県 多田川河道掘削工事(高柳工区) (元請:丸岩運輸建設(株)様) 洪水の被害を防ぐため、土砂撤去及び堤防を整備する工事(国土強靭化対策工事) 【施工範囲】延長1,650m 【施工土量】切土21,500m³ 【ICT建機】PC200i-11/D37PXi 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ (有)早坂組 オペレータ 早坂忠信さん この現場は、前回施工を担当した現場の続きで、新たに宮城県内でICT活用工事として発注された工区です。前回同様、丸岩運輸建設(株)様が受注され、当社が施工を担当することになりました。今回は水中掘削の出来形管理に、起工・出来形測量ではなく施工履歴データを用いた出来形管理を導入することにしました。もし河川の増水等の影響で施工したところが崩れてしまっても、施工した履歴を出来形として活用することができて、しかも測量するよりもコストを削減できるという点に魅力を感じました。
■■導入効果■■ (有)早坂組 オペレータ 早坂忠信さん 今回の工事は前回と同じで、川の土砂を掘削し改良して堤防をつくるという内容でした。確認のために100mおきに丁張りを設置しましたが、設計通りにコントロールしてくれるので、切りはじめ、切り終わりが感覚的に分かり、簡単に施工することができました。また、今回導入したPC200i-11は、バケットの角度を保ったまま動いてくれるので、操作は片手だけ、アームを動かすだけで済んだので、とても楽でした。前回は、たまにセミオートをオフにして通常建機としてマニュアル操作に切り替えることがありましたが、今回は約4ヶ月間ほとんどセミオートで使用しました。また、期待していた通り見えない水中の掘削でも、スマートコンストラクションアプリに施工履歴が蓄積されていくので、面倒な計測や測量が省けて安心でした。他にも今回は築堤盛土にICTブルドーザを導入しましたが、使ってみたらICT油圧ショベルの操作よりも簡単でビックリしました。自動スイッチを入れてレバーを倒すだけ。ブレードの細かい操作が不要で楽に施工することができました。
掲載月:2022年4月
創業 1973年 安全・迅速・正確を理念に、 主に山形県、宮城県で土木工事を請負う。