土木部 課長補佐 伊藤崇さん
池田琢磨さん
昭和14年 創業 創業以来、地域の建設会社として80年間 地域と共に歩んできました そして今私たちが共に歩むべき「地域」の フィールドはさらに広がっています。 私たちはこれからも建設を通じて 地域社会の発展のために貢献してまいります。
■■現場詳細■■ 新潟県妙高市 一級河川矢代川掘削・護岸・床止め工事 災害に強い河川整備を行う工事 【施工範囲】 護岸工450m²/床止めブロック50基 【施工土量】 盛土200m³/切土1,800m³ 【ソリューション】レーザースキャナ スマートコンストラクションアプリ 【ICT建機】PC200i ■■導入経緯■■ (株)保坂組 土木部 課長補佐 伊藤崇さん 以前より「ICT施工を試したい」という思いがありましたが、なかなか条件の合う現場が無く、挑戦できずにいました。この現場を施工することが決まり、担当営業からスマートコンストラクションの説明を聞いたところ、ICT建機を導入することで、丁張り設置作業や、誘導の人員が削減できるということを知り、コスト削減に繋がると考えて導入を検討しました。また、従来の工法では建機と作業員との距離が近く、接触のリスクがあり、安全確保を課題としてきましたが、ICT建機の導入で安全性の向上にも繋がると期待しました。全国でのコマツのICT建機の導入実績、サポート体制など含めて検討した結果、導入を決めました。
■■導入効果■■ (株)保坂組 池田琢磨さん 今回はPC200iを使用して施工したのですが、法面掘削も丁張り設置なしで綺麗に仕上がるし、マシンコントロール機能によって重機の手元作業員がいなくても正確で安全な掘削作業ができて、作業日数の短縮にも繋がりました。自分の腕を信じていた熟練オペレータも、掘削作業終盤ではマシンガイダンスとマシンコントロールを上手く使い分けていて、PC200iの性能に感動していました。使ってみないとこの魅力は分からないと思うので、ぜひ使ってみてほしいです。また、トラブル発生時のサポートセンタの対応力や、スマートコンストラクションアプリで事務所のパソコンから施工状況や稼働状況の確認ができたことにも感動しました。建設業に従事してから25年、想像すらしていなかったような安全で正確な施工ができるなんて夢のようです。今後はさらにICT施工が当たり前になってくると思います。社内の体制づくりや若手オペレータの育成を進めていきたいと思います。
掲載月:2022年1月
掲載月:2021年1月