広島県 フタバ建設(株) 様

#1032 ICT施工のスタンダード化で、安全性・生産性向上の実現

■■ 現場詳細 ■■広島県府中市
金丸府中線道路改良工事 福山市から府中市に至る一般県道の道路改良工事
【施工数量】土量:掘削8,500m³ 法面整形1,230m²
【ソリューション】Smart Construction 3D Machine Guidance/Smart Construction Dashboard
【稼働建機】PC138USマシンガイダンス装着機
(掲載月:2025年9月)

ICT施工をスタンダードにしたい

■■導入経緯■■

フタバ建設(株) 土木部長 藤井浩典さん
当社は、これまで同じ区間の工事を3期連続で受注しており、1期目の現場からスマートコンストラクション®を活用し、ICT施工に取り組んできました。最初は使い方が分からず戸惑うこともありましたが、2期目の現場ではICT施工を見据えて施工計画を立てたことで、作業や進捗管理がスムーズに行えるようになりました。今回の3期目の工事では更なるICT施工のスタンダード化を目指してSmart Construction 3D Machine Guidanceを装着したPC138USを購入し、現場へ本格的に導入しました。

これまでの経験を活かして効果的な管理を

■■導入効果■■

フタバ建設(株) 土木主任 細川卓弥さん
これまでは現場代理人として工事に携わってきましたが、今回初めて、自分が現場全体の責任を担う立場となりました。安全性と生産性の両立が求められる中で、迷うことなくスマートコンストラクション®を採用しました。従来は、測量の目印となる丁張りの設置に数日かかっていましたが、マシンガイダンス装着機による施工のおかげでその作業が大幅に削減されました。また、法面の整形作業に必要だった1~2名の手元作業員も削減でき、さらに、ICT施工に慣れたオペレーターがいたことで、施工中にズレが見つかってもその場で即時に確認・修正が行え、無駄のない作業が実現しました。
土砂や岩などの土量も、これまで平均断面法で土量計算をしていましたが、今回は3次元出来形データを使って面で管理することで、より正確に、しかも数値の根拠が明確な形で土量を把握することができました。
今後も、さまざまな現場でICT施工を積極的に導入し、社内でのスタンダード化を進めて参ります。

フタバ建設(株) 様

1980年設立。創業40年を超える歴史を積み上げることが出来ました。
地域社会への貢献と、社員とその家族を大切に、協力業者様との共存共栄をモットーに、お客様に満足して頂ける仕事に邁進して参ります。
  • 土木部長 藤井浩典 さん
  • 細川卓弥 さん

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