ドローンの可能性を語る
営業本部営業部 課長 池内明彦氏
サッカーレフェリーとしての顔も持つ
管理本部総務部 次長 高崎航地氏
ICT施工やGNSS測量を実施するには、安定した衛星の捕捉が必要になる。従来は、現場の上空にGNSSを遮蔽するものがないか目視で確認をするか、個々による感覚で判断せざるをえなかったが、DXの活用で地 形データを利用し、空が見えている割合(天空率)が算出可能になった。局所的にGNSSの捕捉できない箇所も確認でき、無駄なく丁張りを設置。施工計画に有効な機能だ。
危険な急斜面での測量作業をドローンで行うことにより、安全性が向上。作業時間も大幅に短縮された。建機の運転と測量を実施するタイミングが重複することもなくなり、建機周辺の安全が確保された。
急峻な斜面の仮設道路計画の検討は、二次元で行うことが難しい。デジタルツインを使用することで、勾配や距離を簡単に把握することが可能になり、計画の検討が容易になった。
ドローン計測により取得した現場の点群と完成形状3Dモデルをデジタルツイン上で重ねて比較することで土量を算出。土配計画の補助として活用することで、時間短縮と業務効率化につながった。エリアを指定することで、部分的な土量の算出も可能に。
日々のドローン計測により、進捗状況をクラウド上で管理できるように。また、Smart Construction DashboardとICT建機を連携することで、建機の施工履歴をSmartConstruction Dashboard上に自動で反映することが可能。
法面施工時に雨が降ると、法面崩壊や土砂流出など大きな被害が発生する可能性がある。事前に雨水の流れを予想することで、対策が打てた。
※1 Smart Construction Dashbord ※2 Smart Construction Design3D