「ドローンやレーザースキャナーを導入するとなれば、数百万、数千万といった単位の費用がかかってしまうこともありますよね。しかしiPhoneであれば、手持ちのものとか、新たに購入しても15万円程度。お客さまからは、3D地形データ作成のハードルが下がったという感想をいただきます」と手島氏。
藤岡氏は、「日々手軽に点群データをとるためには、コストのみならず、すぐに使えるものである必要があったので、普段、写真を撮ったりしているiPhoneが最適だったわけです」と続ける。
専用の機器ではなく、普及機をデバイスにしたことで、小規模土工でも導入しやすい仕組みを提供することができた。