【キド先生からの回答】
顧問税理士の先生が指摘したように、グループ会社間の売買については特に適正な時価であることが必要です。
しかしながら、社長のおっしゃる通り「適正な時価」とは抽象的なもので、具体的な数値を決めかねることが多く見受けられます。
一般的に『時価』とは、「客観的交換価値」と解されています。
すなわち、経済的合理性を持った「売り手」は高く売りたい、経済的合理性を持った「買い手」は安く買いたいという状況の中で、交渉の結果決まった価格が適正な時価と解されております。
そこでご質問の解決策ですが、第三者機関で査定を行うことが良いと思います。
御社のグループと利害関係のない第三者の査定機関であれば、客観的な時価(下取り価額)を示してもらえるのではないでしょうか。