設備投資の税負担比較シートの活用

掲載日:2023年09月28日

【セミナでのお客様からのご質問】

私はコマツの社員です。
先生のセミナで、「設備投資の税負担比較シート」というものの説明をお聞きしました。私も使ってみたいのですが、具体的な様式と計算内容について教えてください。

【城所講師からの回答】

「設備投資の税負担比較シート」は様々なパターンと様式がありますが、今回は代表的なものをご紹介します。
■設備投資の検討シート(法人税比較)

  1. ユーザの決算予想利益が分からない場合で、公共工事を行っている建設工事業の場合には、経営事項審査結果の左下に記載されている前期の「経常利益」を暫定的にお使いください。
  2. ユーザが購入する機械の価額を記入してください。
  3. 1が800万円以内であれば、➀×0.15とし、800万円超であれば、800×0.15+(➀-800)×0.232で計算してください。
  4. 3と同様の計算をしてください。
【城所先生のコメント】
このシートはコマツ社員の方の自習用に作成しております。本シートを不特定多数の方に流布すると、税理士法違反のリスクがありますのでご注意ください。