【上杉謙信の経営上の失敗】
上杉謙信は1530年に越後国守護代の長尾為景の4男として生まれ、初めは長尾景虎と名のり、その後、長尾家の家督を継ぎました。
1553年から1564年までの間に武田信玄との5回にわたる戦いは有名な話ですが、さらに生涯を通じて70回も戦って敗北したのは1~2回と言われています。 1561年には当時関東管領だった上杉憲政から山内上杉氏の家督を譲られ、上杉政虎と改名をして関東管領の役職も引き継ぎ、まさに戦国時代の越後のカリスマ経営者でありました。
なぜその上杉家が、江戸時代には15万石に落ちぶれ吉良上野介の子供を養子に迎えねばならなくなったのでしょうか?
あれだけ強かった上杉軍に一体何があったのでしょうか?