大容量バッテリー搭載のFE25G-2
積水ハウス関東工場内の第1工場では、資材の荷下ろしや積み込みといった荷役業務にフォークリフトが活用され、資源循環センターと同様に電動化が進められている。同工場では、鉛バッテリーのFE25-2に加え、大容量リチウムイオンバッテリーを搭載したFE25G-2が導入されている。理由は24時間稼働している製造ラインもあり、フォークリフトの長時間稼働が求められるからだ。
FE25G-2は一般的な鉛バッテリー搭載のフォークリフトと比較して、バッテリー容量が35%多く、バッテリー寿命も3倍以上。充電時間が短く、こまめな継ぎ足し充電も可能だ。「10分程度の短い休憩時間で急速補充電ができることは、24時間稼働する現場では必要不可欠です。しかも、充電中は充電プラグがロックされるため、作業員が急いでいたりして誤って充電プラグを引き抜こうとしても抜けることはありません。安全性にも十分配慮されており、本当に頼もしいです」と、製造部鉄工グループスペシャリストの齊藤弘幸氏は語る。