業務の流れを考慮しPC138USE-11を配置
PC138USE-11を2024年5月から8月にかけて導入した。4台はそれぞれ、土砂系廃棄物の選別機への投入、土砂搬出のためのトラックへの積み込み、土砂系以外の廃棄物の破砕機への投入、そして破砕された廃棄物をカッターで更に細かく破砕する作業に使われている。有線式のため建機の行動範囲は当然制限されるが、効率的に業務を行えるよう工場のレイアウトや業務の流れを十分に考慮し、建機の配置や高圧受電設備キュービクルの設置位置を決めた。
同社に導入されたPC138USE-11は「配管内蔵バケットシリンダー」が採用されており、産廃仕様となっている。配管内蔵バケットシリンダーは、シリンダーの上下を逆転させロッドをアームの上側に配置した構造が特徴で、粉塵によるロッドの損傷を軽減し、油漏れなどの不具合の発生を低減する。