梨園の改植作業に威力を発揮。 「コマツ ミニショベルPC10MR-2 導入」

橋本梨園

代表 橋本 哲弥様

1950年代から梨づくりをはじめ、現在では梨専業農家として約2ha(20,000㎡)の果樹園を構える千葉県白井市の橋本梨園。1970年代後半には店舗を開設し、当時まだ珍しかった産地直送 に力を入れ、直売店としては市内一の老舗だ。
栽培している梨は8月からわずか2カ月ほどで収穫を行い、収穫期以外は次の収穫に備え て木の剪定や受粉作業などを行っている。
橋本梨園では収穫を終え寿命を迎えつつある古い梨の木を抜く作業のために2022年1月にコマツのミニショベルPC10MR-2を導入した。その動機、導入後に実感した運用上のメリット、今後の課題などについて橋本哲弥代表に話を伺った。

梨園での作業では車高の低さが最大のメリット

「まず、私達の梨組合で同じ車両を所有していたので なじみ深いという点がありました。そして梨の枝が張っている場所で使用するため、車高が低いという点や作業のしやすさや安全性を含めてこちらの車両に決定しました。」とPC10MR-2の導入理由を語る橋本哲弥代表。
さらに、梨組合でコマツの特別教育を受講された経験があり 、操作性も含めてなじみのあるコマツのミニショベルに決めたという。
梨園では夏に良質な梨を収穫するため1年を通じてさまざまな 作業を行うが、その一つに寿命を迎えつつある古い木を抜き、若い木を植えていく改植がある。古い木は土の中に深く多方向へ根を張り 、手作業ではかなりの重労働になるため、コマツのミニショベルで作業を行っている。さらに掘り起こした土の埋め戻しや敷均し、転圧など一連の作業にも利用し作業の省力化に一役買っている。梨の枝が張りめぐらされた低く狭い梨園では車高の低さ・サイズ・パワーのバランスからPC10MR-2が最適のようだ。

今後は改植がトレンドに。建機の必要性が増えてくるのでは。

「古い木がどんどん寿命を迎えて来ていて改植を急がなければいけない昨今、従来のように組合の機械をレンタルで使用するのではなく、自分の使いたい時に使えるように機械は保有しておくべきだと思います。」橋本梨園ではこの先10年は改植の計画を立てているという。
「現在、木を植え替えることで生産性の向上を図っている最中です。それに付随して雇用労働力を確保するためにも木の改植を急いで行い、作業がシンプルで簡単に行える樹形作りをしていきたいと思っております。生産性を上げ、より多くのお客 さまに喜んでいただけるように果実の収穫量も増やしていく予定です。 」と橋本代表は笑顔で語ってくれた。

 

お客様プロフィール

橋本梨園

<設立>
1950年代

<事業所>
〒270-1431 千葉県白井市根150-2

<事業内容>
■梨の生産・販売
HP https://hashimoto-nashien.com/
オンラインショップ https://hashinashi.shop-pro.jp/


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