10%の燃費節減と、メンテナンスコストを大幅削減
2021年の3月末で免税軽油制度が廃止になることから、同社ではWA900-8Rの開発に際しては、燃費対策を強く要望。その結果カタログ値で従来機種に比べ10%近くの燃費改善を実現している。
「戸髙鉱山では年間数億円の燃料代が掛かります。全体のコストに占める燃料代のウエイトは大変大きい。大型の重機だと10年は使用するため、燃料代やメンテナンス、修理費のコストは、今後重機を選ぶ上でますます重要になってくると思う」
同社では今後の人手不足対策の一つとして、若手の特に女性オペレータの採用に力を入れたいとしている。
「安全性、居住性、快適性が向上したことで、重機を使う仕事場が、未経験者、女性にとっても決して大変な仕事ではなくなりつつあります。実際重機の性能が上がったことで、山で働きたいという若い人も増えてきました。今後は採掘場で働く女性の採用もやっていきたいので、女性にとってもやりがいが感じられる楽しい職場づくりに力を注いでいきたいですね」と語った。
株式会社 戸髙鉱業社
<事業内容>
■石灰石・硅石・ドロマイト等採掘加工販売
■生石灰・消石灰製造販売 他
HP:https://www.todaka.co.jp/