埼玉県 奥村組土木興業(株) 様

#996 Smart Construction Fleetで渋滞解消!走行履歴をもとに原因調査と対策を実施

■■ 現場詳細 ■■ 埼玉県秩父市
台風の影響で流れ込んだ土砂を搬出し洪水被害を防止する工事
【施工数量】土量: 掘削 17,000m³
【ソリューション】Smart Construction Fleet/Smart Construction Dashboard
【稼働建機】PC200i/D61PXi
(掲載月:2025年1月)

動態管理のエビデンスを提供できる点が魅力的

■■導入経緯■■

奥村組土木興業(株)東京支店 浅野雄貴さん
今回の工事は山間部の現場で、土砂運搬の際に一部細い道を通る必要がありました。また、近くに有名な神社があり、観光のために人が多く通るため、苦情対策や安全対策をしっかり行わなければなりませんでした。Smart Construction Fleetではダンプトラックの位置がリアルタイムで把握できることや、車内に搭載されたスマートフォンで速度や方位角が確認できることにより、渋滞緩和や安全な走行を実現できると思い導入を決めました。
また、 ボタンひとつで走行履歴や積降サイクルタイムなどのデータを出力できるので、発注者に対して動態管理のエビデンスを提供できることも魅力に感じました。

安全な走行のため危険箇所にアラートを設定

■■導入効果■■

奥村組土木興業(株)東京支店 浅野雄貴さん
今回Smart Construction Fleetを導入して一番良かったことは、カーブが多い箇所にアラートを設定してドライバーに注意喚起ができたことです。
テンプレートではなく、その箇所ごとに任意の内容のメッセージが設定できるため、山間部で事故リスクの高い現場でしたが無事に工事を終えることができました。土砂の運搬中に渋滞が発生してしまった場所があったのですが、 ダンプトラックの走行履歴を確認し、その場所を走っていたダンプトラックを5台から3台に減らしたことで渋滞を解消できました。また、ダンプトラックごとの運搬回数も確認できるため、運搬状況を確認して都度計画を練り直すことができるので、効率的な土砂運搬が実現できました。
Smart Construction Fleetから出力したデータによって発注者への報告も簡単に行え、導入効果を十二分に感じることができました。

奥村組土木興業(株) 東京支店 様

1920年 創業
国土をつくる・国土を守るの一念で土木・建築工事などを取り組む
【経営理念】ナイスワーク・ナイスコミュニケーション
人と人・人と物・人と自然など、あらゆるものとのコミュニケーションに重きを置き、人と社会にナイスワークの「WA」を広げる企業
  • 工事部 監理技術者 浅野雄貴 さん


お問い合わせはこちら
ICT建機単体の導入から、現場の課題抽出、全工程における導入・施工サポートまで、お客さまの現場の課題と要望に合わせて自由にご利用を開始していただけます。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ

WEBセミナー開催中

建設現場における感染拡大防止対策、『3つの密』回避対策へ向けての、ウェビナーを開催いたします。

IoTセンターで最新技術を体験

「スマートコンストラクション®」をより深く理解していただくための様々な体験をご用意しています。

動画館

スマートコンストラクション®のPR動画を配信中。