岡山県 浅沼建設工業(株) 様

#973 ICT施工が当たり前の時代に!ICT建機の抜群の性能と精度

■■ 現場詳細 ■■岡山県総社市
河道掘削工事
【施工数量】施工延長(左岸):L=110.0m 土量:河道掘削 V=15,379m³
【ソリューション】Smart Construction 3D Machine Guidance/Smart Construction Edge/レーザースキャナー測量
【稼働建機】PC138USマシンガイダンス装着機
(掲載月:2024年9月)

心配や戸惑いが確信に変わった

■■導入経緯■■

浅沼建設工業(株) 専務取締役 栗原義文 さん
ICT建機での施工に最初は少し心配や戸惑いを感じており、『本当に丁張りもなく盛土や法切施工ができるのか?』、『精度が管理基準の許容値内でおさまるのか?』など、キリがないほど疑問がありました。 また、ICTという言葉は以前より耳にしていましたが、中小企業には無縁な話だという思いがありました。そんな中、きっかけは令和2年度に請け負った河川工事にICT建機を導入したことです。当時、岡山県ではICT活用が推進されており、当社としてはまず、レンタルのICT建機で施工方法や精度を確認したいとの思いから試しに導入した運びでしたが、ICT建機での法面整形を行った際の抜群の性能と精度に驚き、これからの時代は、この施工方法が当たり前になると確信しました。
浅沼建設工業(株) 常務取締役 黒瀨一也 さん
コマツICT油圧ショベルの操作性を体験してからは、全ての現場でICT施工をしよう!と思いました。そして今回の現場は、河川河道掘削でSmart Construction 3D Machine Guidanceを装着したPC138USを導入しました。

精度の良さにびっくり!事務工数も削減

■■導入効果■■

浅沼建設工業(株) 専務取締役 栗原義文 さん
従来の施工では、手元作業員が基準高を計測し、マーキングをして、設計値からの誤差をオペレーターに伝える方法で施工を進めていましたが、ICT建機による施工では、オペレーター自身で運転席内にあるモニターからリアルタイムで誤差を確認しながら施工ができます。
建機の周辺に作業員がいる必要がなくなったので、接触事故への不安がなくなり安全面が向上しました。
また、従来の設計図面では各測点の横断面に基準高・位置などの明記はありますが、各測点の中間点に基準高・位置などの明記はないため、事務所に帰ってから、手作業で算出し位置出しを行っていました。ICT施工ではSmart Construction Dashboardで施工の進捗把握ができます。設計データを作った段階で情報がすべて反映されるので、残業も減り身体への負担が軽減されました。
浅沼建設工業(株) 常務取締役 黒瀨 一也 さん
竣工検査時に出来形合否判定総括表をもとに現地を計測し、検査員に確認してもらうのですが、ICT建機の精度の良さにいつもビックリされます。その時が一番嬉しいです。

浅沼建設工業(株) 様

『技術と誠意で、地域社会に貢献します』
岡山県総社市美袋のあふれる自然の中で、私たちは地域を守り、発展に尽くしてきました。美しい環境を次の世代へ受け継いでもらうために、技術と創意を結集させ、栄えある未来の今以上に美しい姿を願いながら、22世紀の礎となれるよう、企業活動を続けて参ります。今後も新技術に関心・興味をもち、自社にあった施工方法を取り入れ地域のインフラ整備・防災対策に力を注ぎたいと考えています。
https://asanuma-ken.com/
  • 専務取締役 栗原義文 さん

  • 常務取締役 黒瀨一也 さん


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