前田建設工業(株)東北支店 様

#961 ICT施工に満足、全ての工程に余裕が生まれた!

■■ 現場詳細 ■■福島県南相馬市
石炭灰埋立地を造成する工事
【施工数量】範囲:25,000m²  土量:盛土45,000m³
【ソリューション】Smart Construction Dashboard
【稼働建機】D61PXi/D37PXi/PC200i/PC128USi
(掲載月:2024年7月)

現場を効率的に。工期短縮に期待

■■導入経緯■■

前田建設工業(株) 東北支店 鈴江所長さん
今回の現場は、他社が施工する石炭灰運搬と当社施工となる盛土材運搬との動線を分離する必要がある上に、盛土ヤードも狭く、また人員不足や丁張りの設置作業に十分な時間が取れないなど多くの課題がありました。
これらの課題を受け、発注者側の意向も踏まえ、ICT施工の導入を検討することとなりました。
以前、協力会社から、ICT施工を行うにあたり、スマートコンストラクション®が信頼できると勧められたことがあったため、担当営業より稼働事例や実績成果、ソリューションの説明を聞きました。
この現場でも現況測量から施工まで一連のICT施工を活用し、現場全体を効率的に進めて、多くの課題に対応したいと考えて導入を決めました。

丁張りレスで現場がスッキリ!

■■導入効果■■

前田建設工業(株) 東北支店 鈴江所長さん
従来は、施工前に盛土丁張りの設置に1週間程かかり、施工時にも撒き出し用の厚さ管理のために、トンボ丁張りが毎日必要でした。ですが今回の現場では、最初に3次元設計データを入力することでオペレーター自身が建機のモニターを使用して、ブルドーザーの排土板の高さや建機バケット法面の位置、勾配を確認するだけで済んだので、大幅な省力化につながりました。また周囲に人員を配置する必要がなくなり、人員削減と安全性が向上しました。現場から丁張りがなくなり、更に建機オペレーターだけとなり、スッキリとした現場だという印象を受けました。施工精度についても心配していましたが、発注者の施工管理基準にも十分な対応ができ、手戻りなしで仕上げることができました。今回、工程短縮に加え安全性の向上にもつながり全ての工程に余裕が生まれ、ICT施工を導入したことで多くのメリットがあったと感じ、とても満足しています。

前田建設工業(株) 東北支店 様

創業理念 「良い仕事をして 顧客の信頼を得る」
  • 所長  鈴江康人 さん


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