広島県 (有)中田建設 様

(有)中田建設 代理人 木下雅士さん
今回の現場は、庄原市を流れる本村川に堆積した土砂を取り除き、川の流れを良くするための工事でした。
最近の土木建設現場では、ＩＣＴ施工が主流になってきていることは感じており、当社も以前よりＩＣＴ建機の導入を検討していましたが、3次元データの管理など、ＩＣＴ施工は難しいと感じていました。
Smart Construction®を導入することで、Smart Construction 3D Machine Guidanceによる施工管理やペイロードメーターを活用した積載管理、Smart Construction Dashboardによる現場の3次元管理で難しいと思っていたＩＣＴ施工に対応したいと考えて導入を決めました。

(有)中田建設 代理人 木下雅士 さん
この現場は2工区に分かれており、2工区の土量は発注時1,600m³でしたが3次元測量の結果7,000m³を超え、最終の施工土量は2,500m³程となりました。
施工エリアについて、発注者と協議を重ねますが、その際に Smart Construction Dashboardの計測機能を用いたことで、スムーズに協議を行うことができて、とても役に立ちました。
PC128USマシンガイダンス装着機では、施工面や刃先の高さがモニターで確認できるので、作業の手戻りがなくなり、その日のうちに仕上げることができました。従来の施工では2名を要していた作業員も、ＩＣＴ建機ならオペレーター1人で施工ができます。手元作業員なしで安全に施工を進められて感動しました。
積載量は、これまでトラックスケールや荷姿確認で大体の管理しかできていませんでしたが、ペイロードメーターで積込み管理をすることで正確な重量を計測できました。