群馬県 沼田土建(株) 様

#946 安心安全な建設現場の未来に向かって、新しい技術へ挑戦し続ける!

■■ 現場詳細 ■■群馬県利根郡片品村大字戸倉地先
尾瀬国立公園の群馬県側入口付近に建設中の片品川上流第二砂防堰堤の基礎部分を施工する工事
【施工範囲】コンクリート堰堤 約3,100m³/コンクリート舗装 500m²/プレキャスト擁壁 36m/根固ブロック製作 200個ほか
【ソリューション】Smart Construction 3D Machine Guidance
【稼働建機】PC128USマシンガイダンス装着機
(掲載月:2024年6月)

任せて安心!ICT建機とBIM/CIM活用

■■導入経緯■■

沼田土建(株) 土木部 次長 若杉勝則さん
今回の現場は、山間部の急峻な地形で、両側は岩盤が崖状に切り立ち、河道幅は約15mと狭隘です。施工箇所が非常に危険な場所であるため、安全面に関していつも以上に気が抜けない現場状況でした。また、今回の発注事務所において、希望型としてBIM/CIM活用工事を実施するのが初めてということもあり現場での安全対策だけでなく、発注者への有効性提案の受諾までの交渉の難しさなどに不安がありました。しかし、“会社全体で常に新しい分野へ挑戦していこう”という社風もあり、社一丸となって本工事への挑戦を決めました。マシンガイダンス機能の使用が初めてということもあり、少しでも不安を取り除きたいという思いからICTの施工実績が豊富なコマツへお願いしたら安心だという思いから導入しました。

安全強化と共に生産性向上へ!

■■導入効果■■

沼田土建(株) 土木部 次長 若杉勝則さん
今回の現場は危険な場所にあったため、丁張りレスで施工できるICT建機はとても魅力的でした。また、接触・追突防止の人検知衝突軽減システム搭載も安全対策強化でき、オぺレーターはガイダンスモニターに集中できたので、従来施工より時間短縮につながり、計画通りに作業が進められました。BIM/CIM活用に関しては、浸水時のシュミレーションをしたことで、退避場所の確保や、適切な重機配置が可能となり、現場全体で万全な安全対策がきました。
ICT建機やBIM/CIMなどの新しい技術を活用することは、現場で働く人の安心安全と、豊かな生活を実現するために大変重要だと考えています。これからも引き続き会社全体で新たな技術に前向きに取り組んでいきたいと思います。

沼田土建(株) 様

当社では、社員の成長と企業としての成長の結びつきを重視し、人材育成・リカレント教育(生涯学習)に最も力を入れています。
知識や技術は社員一人ひとりの財産であり、社員は会社の財産です。自分で考える力を身につけ、主体性を持って働ける・・・
そんな人材を育てる覚悟一杯です。
  • 土木部 次長 若杉勝則 さん

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