山口県 (有)秋山建設 様

(有)秋山建設 社長 秋山哲夫さん
山口県ではＩＣＴ活用工事について積極的に推進しており、将来的にＩＣＴ施工がますます増えてくると考えていました。
今回の河川道路浚渫工事の施工では、浚渫区域の形状を把握したり、浚渫した土量の算出などが必要になります。効率的で正確な工事をＩＣＴ施工で実現したいと思い、試しにやってみよう！と導入を決めました。 同じ錦川内の工事で、コマツのＩＣＴ建機が動いているのを見かけており、建機の操作性について気になっていました。また、ハード面だけではなく起工測量から出来形測量まで任せられるサポート体制が充実しているところにも魅力を感じ、初めてのＩＣＴ建機を導入する際の後押しとなりました。

(有)秋山建設 工事長 中本吉昭さん
Smart Construction Dashboardの導入により、施工進捗を写真で管理する必要がなくなり、写真を撮る手間や管理の工数を削減できました。これにより、人員の削減に加えて、工期も1週間程度短縮することができました。もっと工期が長く大きな現場になれば、さらにメリットを実感するだろうと思います。
またＩＣＴ建機の導入により、人工を必要最低限に抑えられることに感動しました。従来施工では必要だった丁張り設置が不要となったため、その労力を省くことができましたし、建機が自動制御されるため、高さを確認する作業員も必要がなくなりました。
今回の現場は川沿いということもあり、白鷺、百舌鳥、朱鷺などいろいろな野鳥が来るのですが、最新のPC200i-11型に標準搭載されたKomVｉｓｉｏｎ(人検知衝突軽減システム)は、建機周囲の人だけでなく鳥にも反応するくらい安全性が高くて感心しました。
初めてのＩＣＴ施工でしたが、またこの建機で施工してみたいと思えました。