宮城県 河北建設(株) 様

#943 丁張り不要で急斜面の現場でも危険を排除。災害防止に抜群の効果

■■ 現場詳細 ■■宮城県仙台市
国道286号橋梁下部工工事 南赤石工区整備事業の1号橋梁をかけるための工事
【施工範囲】深礎工 20m 橋脚躯体工 20m 【施工土量】切土 8,100m³
【ソリューション】Smart Construction Dashboard/Smart Construction Edge/レーザースキャナー測量
【稼働建機】PC200i
(掲載月:2024年5月)

起工測量から出来形確認まで管理

■■導入経緯■■

河北建設(株) 工事部所長 木皿直樹さん
今回の現場は、昨年度より他の会社にてICT施工を実施している現場でした。
当社としても、是非ICT施工の経験を積みたいと考えたことから、担当営業に相談しスマートコンストラクション®の説明を受けました。
当現場には、急斜面の施工箇所があることから、ICT建機を導入することで、丁張りを設置する作業に伴うリスクを軽減させられることや起工測量から出来形確認までの管理面でも安心して任せられると感じ、導入を決めました。
また、ICT施工の導入実績が未だそれほど多くはないこともあり、今回の現場へ導入することにより、地元大学生や発注者技術職員の現場見学会の際に大いにアピールできると思いました。

丁張り不要で災害防止に抜群の効果!

■■導入効果■■

河北建設(株) 工事部所長 木皿直樹さん
今回の現場はPC200iの導入で丁張り不要であったことが最大のメリットでした。ベテランの建機オペレーターでしたが、高齢であったため、切土整形時の見通し確認の負担が懸念でしたが、何度も建機、法面を昇降する必要が無く滑落・転倒災害防止の面でも効果的でした。
刃先確認やキャリブレーションも簡単にでき、職員が現場に駐在する必要が無く時間を有効に使うことができました。
今回は正面からの切土でしたが、PC200iであればバケットが法面に平行で無くても最も入り込む箇所で制御がかかるため、建機の足場さえしっかり作れば安心して作業できるのが良かったです。
また、従来の平均断面法による土量算出に比べ、レーザースキャナーによる面的管理が行えることで土量計測の精度が向上しました。

河北建設(株) 様

ダム建設や発電所建設などの大型工事から、街のインフラ整備にいたる土木工事を主体に、東日本一円を営業エリアとして、業務を展開しております。『すべての人が安心できるものをつくる』を経営理念とし、1969年の創業以来、55年にわたり、確かな建設技術と、徹底した安全管理体制で、地域のインフラ整備を担ってきました。これからも、地域のみなさまが、安全安心に生活できる明日をつくるために邁進してまいります。
  • 工事部所長 木皿直樹 さん

  • 工事係  佐藤遼河 さん


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