香川県 大栄建設(株) 様

#933 マシンコントロールで急傾斜地でも安全作業

■■ 現場詳細 ■■香川県高松市
急傾斜地の崩壊を予防し、地域の安全を守る工事
【施工距離】50m 【施工土量】掘削1,700m³
【ソリューション】Smart Construction Dashboard/レーザースキャナー測量
【稼働建機】PC78USi
(掲載月:2024年4月)

初挑戦のICT活用工事もコマツなら安心

■■導入経緯■■

(株)大栄建設 代表取締役 藤澤 一成さん
以前よりスマートコンストラクションの具体的な説明を担当営業から聞いていたこともあり、ICT施工を行う際はスマートコンストラクションを導入したいと考えていました。
今回の現場は、ICT活用工事でしたが、山あいの地域で急傾斜というロケーションから、衛星の受信状況や安全面などに不安を感じ、ICT施工を実施するか悩みました。
スマートコンストラクションでは、事前に衛星の受信状況の確認を行うことや、衛星の受信状況に合わせてICT施工を実施する箇所を選定できること、そして3次元設計データや必要書類などのサポート体制などを改めて説明して頂いたことで初めてのICT活用工事でも安心して取り組むことができると思い、導入を決意しました。

丁張りや検測作業を最小限に

■■導入効果■■

(株)大栄建設 主任技術者 藤澤賢也さん
正直、最初はICT建機のマシンコントロールについて半信半疑でしたが、実際にPC78USiを導入し施工を行ってみると、設計データ通りに作業機が制御され、掘り過ぎの心配がなく施工ができるマシンコントロールに驚きました。PC78USiでは、バケットの刃先で位置情報を取得できるので、施工完了箇所に刃先を合わせて高さ確認に活用しまし、検測回数を減らすことができました。リスクを伴う急傾斜地での作業を減らせることは、安全面で導入価値が高いと感じました。
今回の現場は切土掘削と、谷あいで衛星の受信状況が安定しない現場だったため、要所ごとに丁張りの設置をしましたが、条件の良い現場なら丁張りレスでの施工ができることを実感しました。
地元の業者を招いてICT活用工事の現場説明会も開催し、より知識を深めることができました。次回もスマートコンストラクションを導入したいと考えております。

大栄建設(株) 様

1967年設立 特に法面工や急傾斜地の施工には定評が有る香川県高松市の総合建設会社。
地元に根差した企業として、これからも地域の安全と発展に貢献できる企業を目指しています。
  • 代表取締役 藤澤一成 さん

  • 主任技術者 藤澤賢也 さん


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