宮城県 (株)竹有土木 様

(株)竹有土木 社長 阿部滋さん
今回の現場は、河川工事で2か所の離れた工区を順番に施工する必要ありました。工期の制約がある夏季の作業でしたので、丁張り設置の工数削減と、現場作業員の安全確保、体調管理のためにＩＣＴ建機の導入を検討しておりました。
特に今年は早い時期から気温の高い日が続いていたこともあり、熱中症のリスクを少しでも回避できればとも考えておりました。
初めての導入にあたり、 ＩＣＴ建機といえばコマツの評価が高いとの情報を耳にしており、他社にもヒヤリングを行いましたが、提供するサービスや品質においてやはりレべルが高いとの回答だったので、今回の導入決定に至りました。

(株)竹有土木 課長 後藤正寿さん
ＩＣＴ建機の導入により、丁張り設置等の事前準備作業や手元作業員の配置が不要となり、作業機との接触事故を防止できました。
また、危険な場所での丁張り設置作業が不要となったことで、安全面での効果を実感することができ、更に作業時間を短縮できたことで熱中症のリスクを軽減することもできました。
オペレーターからは、自動制御により過堀りの心配をせずに躊躇なく掘削作業ができ、また施工部分が感覚だけでなく建機内のモニターからも目で見て確認できるので分かり易かった、との感想もありました。
進捗管理に利用したスマートコンストラクションアプリでは、現場に行かなくてもパソコンから進捗状況を確認することができるので、従来の施工管理と比べておおよそ2～3割程度の工数削減と工期短縮を図ることができ、格段に効率的でした。