新潟県 (株)西栄建設 様

#917 掘削中の水位上昇でも施工履歴の出来形管理で手戻りいらず!

■■ 現場詳細 ■■新潟県長岡市
一級河川渋海川広域河川一級(防災安全)左岸掘削その2工事 河道幅を広げ流化能力を確保するための工事
【施工範囲】施工延長約 75m 施工面積 2,000m² 【施工土量】切土2,800m³
【ソリューション】レーザースキャナー測量/スマートコンストラクションアプリ/ペイロードメーター/Smart Construction Retrofit
【稼働建機】PC200i/PC200レトロフィット装着機
(掲載月:2024年3月)

ソリューションで生産性向上

■■導入経緯■■

(株)西栄建設 土木部主任 山崎雄太さん
この現場は、昭和53年6月の梅雨前線豪雨により、渋海川が破堤・溢水し、甚大な被害に見舞われたことから昭和54年から続く河川改修事業に伴う河道幅を広げる工事です。
ICT活用工事は、今回で2回目となり、保有している自社機のPC200iを最大限に活かせる土工事だと判断したこと、さらにスマートコンストラクション®のソリューションでより生産性を上げることができるとのではと考えました。
また、本工事は、低水護岸施工のための掘削であり、少し雨が降ると掘削基面よりも渋海川の水位が上昇するため、施工履歴による出来形管理が必要だったこともあり導入を決めました。

土量把握のおかげで工程管理が楽に

■■導入効果■■

(株)西栄建設 土木部主任 山崎雄太さん
降雨のため、掘削中に水位が上がり、臨時検査前には、水位が2mも上昇し、掘削基面がえぐられたりしましたが、施工履歴の出来形管理のおかげで、手直しせずに検査を受けることができました。
丁張りについては、従来ですと2名で2日間かけ16本をかけていたところ本工事では、2名で1日で8本となりました。
作業員については、手元作業員と測量作業員が1名ずつ必要でしたが不要となり、建機と作業員の接触事故を防ぐこともできました。
嬉しかったことは、丁張りにかけていた工数を他の作業に回すことができ、時間を有効に使うことができたこと、そして土量を把握することができるため、工程を組むのがとても楽にできたことです。

(株)西栄建設 様

我が社は、「三方良し」を経営の根幹とする。
自分良し・相手良し・第三者良しの考えの基、「地域と歩む」という企業活動を通じて、
当社に関係するすべての人々に幸せになっていただきたい。
“奪いあえば足りぬ 分けあえばあまる”
  • 土木部主任 山崎雄太 さん

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