奈良県 (株)大和建設 様

#911 期待を込めてスマートコンストラクション®初導入!マシンコントロールで安心施工!

■■ 現場詳細 ■■奈良県生駒郡安堵町
大和川流域総合治水対策の一環として、豪雨の際に一時的に水を貯留するための遊水地を整備する工事
【施工範囲】12,000m² 【施工土量】掘削 24,200m³/盛土 13,300m³
【ソリューション】Smart Construction Drone/Smart Construction Edge/Smart Construction Retrofit/転圧管理システム/
スマートコンストラクションアプリ/Smart Construction Fleet Lite
【稼働建機】PC200i/PC200レトロフィット装着機/D37PXi
(掲載月:2024年3月)

GCPレスドローンで進捗把握

■■導入経緯■■

(株)大和建設 統括部長 赤岩友統さん
当社はこれまでもICTを活用した施工を実施してきています。
今回の工事は比較的広大な範囲での施工でした。そこで、地形測量にはドローンを使用しました。これまで行ってきたドローン測量では、精度を高めるためにドローン測量の際に地上に設置する基準点であるGCPの設置が欠かせませんでした。Smart Construction Droneでは、Smart Construction Edgeと一緒に使うことで、事前準備のGCPの設置が不要となり、大きな手間をかけずに現況地形データの取得ができることに大変魅力を感じ、あわせて非常に短時間で点群データができることにも関心があったので今回初めて導入することに決めました。
また、Smart Construction Retrofitのペイロード機能で積載量の管理も行えることからPC200に後付けでSmart Construction Retrofitの導入を決めました。

掘りこまないという安心感!

■■導入効果■■

(株)大和建設 統括部長 赤岩友統さん
今回の工事は広い範囲を薄く掘削していく施工であったため、建機は常に位置や方向を変えていく必要がありました。従来の丁張りを用いた施工であれば、掘削位置や深さなどを確認しながらの施工となり、作業を止めてしまうことが考えられましたが、PC200iを導入したことで3次元設計データがあれば、掘削位置をモニターで確認することができ、設計面で油圧制御がかかるため掘りこみの不安もありませんでした。丁張り設置の工数を削減できたことも含め施工効率が向上したと感じます。
またSmart Construction Droneにより、事前準備作業が減り、早く点群データを作成することもでき、工数を大幅削減できました。
Smart Construction Retrofitでは、主にペイロードを活用した積込み機として使用しました。積込み結果はインターネットを介してSmart Construction Fleet Liteに蓄積されるため、建機から直接データを抜き取る手間がかかりませんでした。また、帳票も自動で作成され管理の手間を省くことができました。

(株)大和建設 様

大和建設創業の理念にして、品質方針として掲げる「良い仕事をして顧客の信頼を得る」。
誠実にものづくりに徹することで生まれる顧客と社会との信頼感。それが次の一歩につながる
  • 統括部長 赤岩友統 さん


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