香川県 光工業(株) 様

#867 丁張り無しで楽々整地!施工履歴データを使用して施工管理も効率化

■■ 現場詳細 ■■香川県観音寺市
港湾環境整備事業の埋築工事
【施工範囲】盛土造成工 74,000m²/表土造成工 整地 24,000m²
【施工土量】盛土造成工 19,500m³/表土造成工 4,950m³
【ソリューション】ドローン測量/Smart Construction Retrofit/スマートコンストラクションアプリ
【稼働建機】D61PXi/PC200レトロフィット装着機
(掲載月:2023年10月)

施工履歴データを有効活用したい

■■導入経緯■■

光工業(株) 現場代理人 石川敦さん
今回のICT活用の対象工事の落札に伴い、ICT建機の導入を検討していたものの、当初はICT対象工種の掘削工についてICT建機の使用予定で検討していましたが、コマツの営業と施工内容について打合せをしたところ、「ICT対象工種ではないが、整地部分へのICTブルドーザーの活用が効果的」との説明を受け、土工部分の協力会社に話してみると導入に前向きな様子でした。
それから今回の工事は施工管理面について埋め立て部の完了時と仕上げ用の土で整地した時の2回管理が必要だったため、発注者との協議により埋め立て完了時はICTブルドーザーで施工時に取得できる施工履歴データを活用し、最終の整地完了後はレーザー仕様のドローンでの出来形管理をする方向になり、それなら出来形管理の工数も費用も抑えられるとのことでICTの導入を決意しました。

丁張りレスで安全性が向上

■■導入効果■■

光工業(株) 現場技術者 高橋和義さん
今回は広範囲の整地作業でしたがD61PXiを導入したことで、丁張りの設置を待たずに施工に取り掛かることができたので待機時間が削減されました。
見通しの良い現場であっても、検測のための手元作業員への安全確認に気を遣いますが、ICTブルドーザーを使用することで検測回数も減り、安全確認の負担や建機と作業員との接触リスクが大幅に軽減されて作業効率がアップしました。
特に施工管理の面では広範囲の進捗管理を現場管理アプリで確認しながら進められたので、検測の際に施工範囲に立ち入る回数が減り生産性の向上を実感できました。
現場説明会では発注者からの高い評価をいただくことができました。今後も色々な現場でのICT活用に取り組んでいきたいと思います。

光工業(株) 様

新しい知恵と技術で、地域社会に明るい未来を構築したい。
1963年(昭和38年)の創業以来、観音寺・三豊地区を中心に、広く香川県内一円を活動エリアとし、 官公庁からの発注工事など、幅広い土木建築を手掛けてまいりました。社員一人ひとりのスキルアップを怠ることなく、 常に技術と品質、サービスの向上に努め、地域社会に明るい未来を構築したい。それが、私たち光工業の願いです。
http://hikari-kogyou.com/
  • 現場代理人 石川敦 さん

  • 現場技術者 高橋和義 さん


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