鹿児島県 (株)森組 様

#866 次世代を担う若手代理人・技術者の成長の場に!

■■ 現場詳細 ■■鹿児島県鹿児島市
持木川中流部の既設流路断面を拡幅する工事で、渓流保全工事の機能確保が目的
【施工範囲】流路延長120m 【施工土量】掘削3,200m³
【ソリューション】Smart Construction Retrofit/Smart Construction Dashboard
【稼働建機】PC200レトロフィット装着機/PC128USレトロフィット装着機/D37PXi
(掲載月:2023年10月)

ICT建機も現場に応じて使い分け!

■■導入経緯■■

(株)森組 監理技術者 池田豊さん
当社では、令和元年に初めてPC200iマシンコントロール機でICT活用工事に取り組んで以来、複数の工事でICT施工を実施し、デジタル技術を積極的に取り入れています。
今回の現場は河川工事で、流路を拡げる施工では、施工面に石が多いため、施工業者のオペレーターとも相談し、使い勝手の良いPC200レトロフィット装着機の導入を考えました。
また今回の現場では若手の技術者が多いこともあり、ICT施工の体感・経験してもらうために、流路掘削工でPC200レトロフィット装着機、コンクリートブロック設置工でPC128USレトロフィット装着機、コンクリート舗装工の路盤工にてD37PXiと、活用できそうな箇所でICT建機を積極的に導入し、生産性向上に努めました。

丁張りレスで目に見えて生産性向上

■■導入効果■■

(株)森組 担当技術者 横尾春菜さん
現場事務職から転向し、今回初めて担当技術職として現場に入りました。主に3次元設計データに関する業務をしていますが、ICT施工を取り入れることで現場の見える化ができ、施工に関しては初心者の私でもイメージしやすいと思いました。
(株)森組 担当技術者 中原輝竜さん
従来施工では、切土工だけでも丁張りの準備から含めて、測量に1週間はかかります。今回はレトロフィット装着機のバケット刃先で高さが確認できるので、丁張り設置が不要となり、現場を止めずに作業できたことで、目に見えて生産性向上につながっていると感じました。
また、事務所側でもSmart Construction Dashboardで翌日一番に前日の掘削面を確認して、オペレーターと打合せをする際の判断材料や週間工程表の土量算出に利用しました。実際に算出した数量に近い数字だったので、今後はもっと様々な活用をしてみたいと思いました。

(株)森組 様

創業 1955年
お客様と社員を笑顔にする企業を目指して。
株式会社森組は技術集団として常に挑戦し、お客様の期待と信頼を超える施工を提供いたします。
  • 監理技術者 池田豊 さん
  • 担当技術者 中原輝竜 さん

  • 担当技術者 横尾春菜 さん

  • 担当技術者 藤颯大 さん


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