■■ 現場詳細 ■■宮城県石巻市雄勝町
東日本大震災の復旧工事 防潮堤築造工
【施工範囲】護岸工事 10,550m² 【施工土量】盛土 8,821m³
【ソリューション】Smart Construction Retrofit/Smart Construction Drone/Smart Construction Dashboard /Smart Construction Quick3【稼働建機】PC128USレトロフィット装着機/PC200i/PC78USi
(掲載月:2023年9月)
久我建設(株) 工務部 土木課 主任 高橋敏和さん
Smart Construction DashboardやSmart Construction Droneなどの操作や性能を理解し、慣れてきた工事中盤に、防潮堤の背後に位置する排水溝の構造と、位置変更の打診がありましたが、Smart Construction Droneで測量したデータを利用することで、従来のように再度測量する手間も無く、3次元設計データを変更し、対応することができました。
また、従来の集水桝の掘削作業では、狭い範囲の四方に丁張りを設置し、その丁張りに糸を張り掘削の深さを作業員が確認しながら油圧ショベルで掘削作業を行いますが、丁張りレスで作業員と建機が近づく必要もなくなり、特に安全性の向上を実感しました。
ICT施工未経験の若手社員は、操作方法に最初は戸惑っていましたが、徐々に積極的にICT施工に取り組んで、興味を持って挑戦する意欲が見られたので、今後の活躍につながる導入だと嬉しく感じました。