和歌山県丸陽組(株) 様

#823　ＩＣＴ技術を活用して測量と施工の手間が大幅に削減された！

■■ 現場詳細 ■■和歌山県有田郡有田川町
堆積した土砂の撤去工事
【施工範囲】800m 【施工土量】23,000m³
【ソリューション】ドローン測量/Smart Construction Dashboard
【稼働建機】PC200i
（掲載月：2023年7月）

ＩＣＴ建機で施工スピードＵＰを図る

■■導入経緯■■

丸陽組(株) 代表取締役社長井上幹也さん
当社では以前にも公共工事でスマートコンストラクションを活用してＩＣＴ施工を行った経験があり、今回の現場でも効率よく、高精度な施工を実現するために導入を検討していました。
今回の工事は発注図面と現況地形が大きく異なっていたため、数量や設計範囲が合わないと予想されている現場でした。
さらに、工期が短いこともあり、ドローンを使った3次元測量行うことで、効率的に測量から土量計算までスピーディーに進めたいと期待を込めて再度導入することに決めました。

施工の進捗状況が一目でわかる

■■導入効果■■

丸陽組(株) 代表取締役社長井上幹也さん
ドローンを用いて現況を測量し、現況を加味した3次元設計データを作成したことで正確な施工範囲や数量などを確認できたため、発注者との設計変更の協議もスムーズに進めることができました。
広範囲の土砂掘削でしたが、PC200iのマシンコントロールのおかげで掘削高さを気にせずに施工でき、施工スピードが大幅に向上しました。さらに、Smart Construction Dashboardも活用したことにより、現場を離れても日々の進捗状況をパソコンで確認できたことも効率的でした。工期が決まっていて無駄なく作業を進めたかったため、ダンプの手配などの準備にも大変役立ちました。
今後もＩＣＴ施工のさらなる発展に期待しています。