福島県 (株)渡辺組 様

#815 ICT施工へのはじめの一歩!これまでにない便利さ

■■ 現場詳細 ■■ 福島県いわき市
ストックヤードを新設するための、搬入路を建設する工事
【施工範囲】 80m 【施工土量】 500m³
【ソリューション】 Smart Construction Drone/スマートコンストラクションアプリ
【稼働建機】 PC128USi
(掲載月:2023年6月)

これからは戦略的な取り組みへ

■■導入経緯■■

(株)渡辺組 土木係長 佐藤瑞樹さん
当社では、ICT建機を活用した施工を現場に導入していきたいと考えており、測量機材の購入などの環境整備を進めています。
今回の現場は小規模工事で狭い現場でしたが、常務から「ICT建機を使って施工してみよう!」と提案がありICT建機の導入が決定しました。以前からスマートコンストラクションの導入メリットを担当営業から聞いていたこともあり、PC128USiとSmart Construction Drone、 スマートコンストラクションアプリを導入しました。
ICT建機は丁張りを設置しなくても精度よく施工ができると聞いていたのですが、実際にズレは生じないのか、どれだけ工数が削減できて効率よく施工が進むのかを検証したいと考えて、丁張りを設置して施工を行いました。これからの建設業界は、生産性や安全性に対して戦略的な取り組みが必要だと思います。今回の現場は、当社にとってICT施工のはじめの一歩となる導入となりました。

ICT建機への不安が安心へ

■■導入効果■■

(株)渡辺組 青木龍大さん
複数名のオペレーターがPC128USiを操作しましたが、そのうちの1人は現場経験4年のICT建機に初めて乗る関係会社の女性オペレーターでした。ICT建機は、操作が難しく面倒だと不安を感じていたそうですが、実際に操作してみるとスマートフォンの操作ができる人であれば対応可能なレベルで、安心して施工することができたと話していました。ICT建機は、主に床掘作業で使用しました。3次元設計データが事前に入力してあるため、現況の高さから完成面までの高さをモニター上で確認し、作業しながら10㎝のオフセットをかけて設計面を気にすることなく粗掘削ができたので、効率良く施工を進めることができ、これまでにない便利さでした。
(株)渡辺組 土木係長 佐藤瑞樹さん
オペレーターの目の前にモニターが設置されていて、図面が表示されているため、オペレーター自身が施工ポイントを瞬時に確認し施工することができ、現場監督として施工指示を出す回数が減り、管理数が軽減して楽でした。今回の現場は小規模でしたが、大規模な現場にも、ぜひ導入したいと思います。

(株)渡辺組 様

設立 大正8年4月(個人創業) 昭和24年9月 会社設立
福島県いわき市
社会環境の変化『風』を読み解き 品質の高い製品とサービスの提供
社員にはこの会社で働いて良かったと実感できる風土を創り上げる
  • 土木係長 佐藤瑞樹 さん

  • 青木龍大 さん


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