福岡県 カイダ建設(株) 様

#794 ベテランオペレーターも納得の操作性で作業ロスを大幅削減!

■■ 現場詳細 ■■ 福岡県飯塚市舎利蔵
八木山バイパスの拡幅工事
【施工範囲】延長 800m 【施工数量】切土法面 500m²/盛土法面 1,500m²/掘削 6,000m³
【ソリューション】レーザースキャナー測量/Smart Construction Retrofit
(掲載月:2023年4月)

測量の手間削減にICT建機導入!

■■導入経緯■■

カイダ建設(株) 工事主任 佐々木大祐さん
今回の現場は幅員が平均5m、延長が800mという細長い現場でした。施工範囲はカーブが続き、従来通りに丁張りを設置するとしたら5mピッチに1箇所とカーブの間にも設置しなければならず、200本ほど必要です。
以前より当社は、施工会社としてコマツのICT建機を使用していて、ICT建機を導入すれば丁張り測量にかかる手間を削減でき、施工効率が上がることを体感していたため、今回もICT建機の導入を検討していました。当初はオペレーターが乗り慣れているPC200iでの施工を考えていましたが、現場が狭いこともありレトロフィットキットを装着したPC128USを導入することにしました。

進化したモニターで作業効率UP!

■■導入効果■■

カイダ建設(株) 工事主任 佐々木大祐さん
レトロフィット装着機に搭載されているタブレットには現場内の3次元設計データが入っていて、モニターを360度回転させることができるため、現場内での自車の位置確認が容易にできました。
また、施工面にバケットを当てることで採石路盤の高さも一目で分かり、「あと200mm下げたい」という時にもタブレットですぐに確認できるため、測量の手間を大幅に削減できました。
谷間の現場で衛星捕捉に関しての心配がありましたが、確認のためにレベルで測量した数値との誤差はミリ単位でおさまっていて、安心して施工を進められました。
従来の方法で施工していたら1.2倍ほどの工数がかかったと思います。その手間を削減できたことで人員削減にもつながり良かったです。

カイダ建設(株) 様

長年にわたり培ってきた技術力と今後進化するICT技術を積極的に活用し、
安全施工第一を念頭にお客様の希望に沿ったより質の高い施工と共に顧客満足の提供を心掛けていきます。
  • 工事主任 佐々木大祐 さん


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