千葉県 阿部建設(株) 様

#793 丁張りレスのICT施工で条件の厳しい現場でも完工できた!

■■ 現場詳細 ■■ 千葉県旭市
国道126号が既存の市道をくぐるためのボックスカルバートを構築する工事
【施工範囲】L=256m 【施工土量】切土 5,526m³/盛土 1,960m³
【稼働建機】PC128USi
【ソリューション】Smart Construction Retrofit
(掲載月:2023年4月)

丁張りの手間と時間を削減したくて導入

■■導入経緯■■

阿部建設(株) 土木部土木課 主任 實川龍之介さん
当社はこの地域ではいち早く先端技術を取り入れ、作業の効率を上げて働き方改革に沿うことを目的として、積極的にICT活用工事に取り組んでいます。3年前に初めてICT活用工事でマシンコントロール機を利用してから、ICT施工に関する講習会に参加したり、ICT施工が可能な現場はできるだけICT施工をする等の取り組みをしてきました。
今回の現場はカーブや勾配がきついことに加え、地盤が固いため、丁張りの杭を設置するために多くの手間と時間がかかることが予想されました。そのため、ICT建機を導入することで丁張りの手間と時間を削減し、工期に間に合わせて施工を完了できることに期待して、スマートコンストラクションを利用することにしました。

当初の期待+αの効果を実感!

■■導入効果■■

阿部建設(株) 土木部土木課 主任 實川龍之介さん
当初の期待通り、丁張りレスの施工によって工数が大幅に削減できました。丁張りそのものの手間と時間が無くなったことはもちろんですが、丁張り待ちや測量待ちなどの無駄な待ち時間もなくなったことで作業効率の向上につながりました。手元作業員も不要になるため、事故リスクが低減し、オペレーターの心理的負担も軽減されました。また、起工測量を行い3次元データを作成したことで、従来施工より早い段階で設計図面と現地との不整合を3次元データに基づき把握できました。施工を始めてから、違いに気づいていたら相当な時間ロスになっていたと思うため、とても助かりました。
今後もICT施工が有効な現場では積極的に導入していきたいと思います。

阿部建設(株) 様

昭和23年 設立
顧客のニーズに応えるため、初心に帰り、技術と信頼の向上に努め「信用は無限の資本なり」を経営の基本理念として、
お客様から愛される企業づくりに専念いたしております。
  • 土木部土木課 主任 實川龍之介 さん


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